ネコミミにひかりあれ

エッセイを書いています。

ウエストランド第3回単独ライブ「FANG!」感想

11月15日に行われた千秋楽に行ってきたので感想をメモしておこうと思って…。
先日の「ぶちラジ」公開録音同様、友人に誘ってもらって行きました。持つべきはウエストランドファンの友人。

開演まで

会場は草月ホール。どこ?と思って検索したら最寄りの駅が青山一丁目だった。青山一丁目、駅に飲食店があって羨ましい駅の一つだ。
正門まで行ったら手書きの看板があり、会場となっている地下ホールは脇の小道から入ってほしいということだった。
その指示通りに向かうとポスターとかではなく出力だな、という今回のキービジュアルがあって微笑ましかった。

ポスターとかじゃないんだろうか、普通

会場は花の匂いが充満していた。いろいろな人からお花をもらっているんだな…としばし眺めてしまう。
チケットを取ってくれた友人と合流して、いざ地下へ。
グッズがどのぐらい残っているか不安だったけど私が欲しかったステッカー2種は買えたのでよかった。

かわいい〜

友人と席を見に行ってからトイレに行こう、ということになり席を見に行ったら三列目!
なんでこんないい席に…?ぶちラジの公開収録の時も思ったけど、この時の友人のチケット運が冴え渡りすぎている。

まもなく開演のアナウンスのあと、FANG!の謎かっこいい映像が流れてスタート。
私は井口のことは「井口くん」、河本のことは「太」と記載していますが、そのように友人と呼んでしまうというだけで他意はないです。

感想箇条書き(ネタバレあり)
  • ライブ開始。いきなり井口くんの単独ライブをめちゃくちゃやりたくなかった、みたいなフリートークから始まるのがいい。
  • 単独ライブが決まった瞬間から体調が崩れたとのこと。
  • 漫才に入るよ!ってセリフがちょいちょい分かりやすい。太の。
  • こういう感じなんだなあと思いながら眺めていた。概ね1時間強、井口くんほぼ喋りっぱなしだったんでは…。
  • 刑務所のネタと井口くんが何にでも怒るネタ、ディベートのネタが面白かったな…。
  • 刑務所のネタ本当に良かったしオチも良かった。「犯罪者コンビになってしまう」「お前もやってんのかよ!」みたいなやつ。
  • ザ・コンビニじゃねーか、というくだりがゲームを作ろうみたいなネタにあり、それが最後のネタにつながっていくのがよかった。
  • 「最後のネタなのにミスりました」みたいなくだりもよかった。当然太がミスっています。
  • 途中挟み込まれた映像もよくて、井口・河本のやりたいこと?の映像なんだけど井口くんが「マイクラ配信のためのPCとか欲しかったですね」みたいなことを言ったあと実在の代理店(SB C&Sとか)から営業を受けるというのはめちゃくちゃ面白かった。
  • いきなり商談みたいなことが始まる井口くん。
  • 「僕、結局なにがもらえたんですかね?」みたいなことを言っていてよかった。
  • その後出てきた瞬間に「あそこから何も展開していません」というのも最高だった。
  • こういう映像でも落ちとか計算してやっているんだろうなあ井口くん、と思ってしまった。その後の太の映像が「何もない」だったので。
  • 太はひたすら楽しそうにラジコンやってるのがよかった。井口くんは太という鉄球を足につけたままM-1優勝したのあらためてすごい。
  • 最後ちょっとフリートークがあり、太が蹴られているのがよかった。
  • 今だよ!今と未来が大事なんだよ!過去はどうでもいいんだよ!みたいなのを井口くんが叫ぶネタがあり、おわあ〜〜〜〜と沁みた。
  • 人の不幸が一番幸せというのも笑った。妬み、嫉み、僻み。
終演後

いや〜〜〜笑ったし、ウエストランドの二人(というか井口くん)めちゃくちゃ喋っていてすごい、えらい…となった。
お笑いのライブってこういう感じなのかな。
「普通ソロライブならもう少しネタの構成を考えるところ、割と叫ぶ系のネタばかりになってしまい大変だった」みたいなことを井口くんが言っていて太がヘラヘラしているのが良かった。
終わった瞬間「夢だったかも」とは思った。

青山一丁目までの帰り道、誘ってくれた友人と、別の友人と三人で歩いているとき、あ〜こういうさっぱりした楽しみ方もいいなと思った。
ご飯食べるでもなく、感想戦をやるでもなく、じゃ、と言って電車の乗り換えで別れる感じ。
いつも「井口くんが頑張っているから私も頑張ろう」と、綺麗事ではなく思っていたんだけど、身に染みたというか、真髄だなと思った。
もうソロライブやらないと言っていたけどまたやってほしい…と思いつつ、こんなに面白いならタイタンライブとか漫才工房に行ってみてもいいのかもしれない(ウエストランドの二人は「タイタンライブや漫才工房に来てくれるのが嬉しい」と言っていた)、と思ったので何かあれば行きたい。

夢だったかもと思ったが夢ではなかった。