ネコミミにひかりあれ

エッセイを書いています。

もうセカンドハンドでいい

セカンドハンド=古着。
古着といっても、なんかこう古着屋さんを回って昔のアメリカのラルフローレンを!この年代のものはレアで…みたいなものではなくて、私はブランド物の古着。

悲しいかな、私の物欲に私の所得はついていけない。
メルカリのCMで「それ新品じゃなくって良くない?」と言われるけど、私は、可能なら新品が欲しいと思うよ。だから、絶対に手を出さない中古品はある。
靴とかそうです。どんなにうつくしくても、使用済みのものは手が出ない。未使用なら考えるけど、靴は試着が命だから、そうすると返品不可のものは選択肢に入れないのだった。

ここ数年、新品のものを買う機会より、中古の服を買う機会の方がもしかして多い…は言い過ぎだけど、半々ぐらいではある。きっと。

たまに着てるこれは欲しいと思った時に再販されてなかったし、前シーズンのものなのできれいなものを買った。

これもそう。(写真はWEARにあった公式の物)

大体服というのは限定品なので、再販されないことが多い。だからピンときたら買うべきなのだが、いつもピンピンしているのでそんなことをしていたらあっという間に破産してしまう。そこで古着なのだった。

疲れ切っている時は誰かの人生を参考にしてもよい

飲んだあと、無性に本屋に行きたくなる。凹んだ日は大体、意味もなく本屋をぼんやり回遊して、ピンとくる本を探している。
本屋に行くとサジェストではない出会いがあって、それが心の弱ったところにぴたりとはまることがある。

疲れ切っている。
色々とあって、疲れ切っていた。だから、本屋に行く。
誰かを参考にしたい。
無性に誰かを参考にしたい。三日坊主にすらならなくても、いい。読んで、誰かの人生を真似したい。

そう思ってぼんやり本屋に行って、気づくと梨花の本を買って帰っていた。
本当はなにかもっと硬派な本を買おうと思っていたような気がするのに。

たまに誰かを真似したくなってSNSを回遊するけど、ちょっと足りない。
本として存在しているものは、ぱらぱらとめくることができる。
本屋に行って、自分の弱さを埋めてくれるような本と出会ったなら、あとはその本を捲ればいい。
目についたページから真似していけば、人生がすこし上向きになる気がする。

もう何もかも面倒になったので美容皮膚科でスキンケアを揃えてもらった

タイトルが全てなんだけど、本当に何もかも面倒になった日があった。
というかここ数週間ぐらいそういう状態が続いていて、夏鬱?(鬱ってなに?)と思っているんだけど、夏風邪というのもあるし、夏は調子を崩しやすい季節なのかもしれない。
大好きな高校野球を見ても心がざわつくし、ふと鏡を見たら自分の肌の汚さに参ってしまったので、
とりあえず以前予約した美容皮膚科にまた行ってきた。

シミが気になるという話をしたところ、シミを焼くのはレーザーだけど、レーザーは夏は向かないと言われた。
いわゆるダウンタイムもあるし、痛みもありますし…ということで、シミを薄くしたり、防ぐ方向で夏はケアしましょうということになった。

それで、日焼け止めは家にめちゃくちゃあるから…となって(3本あります)、
とりあえず購入してきた。

ゼオスキンのものはかなり前からちびちび使っているので減っている実感がないし、
ガウディスキンの化粧水は久しぶりに買った。

美白系のクリーム的な位置付け?のHQクリームはなんだかなんとも言えない匂いがするし、
ラブミータッチのグラナクティブレチノイドとスキンバリアナノミルクは無臭。
スキンケアをしているときの華やかな気持ちって、だいたい香料で出来てたんだな…と実感する。

まだまだ肌はそんなに綺麗じゃないと思う。
でもなんか、久しぶりに肌を立て直そうかな、と思ったとき、
ラインで揃えてしまうのはアリなんじゃないかなとなった。

よかったことを書いたほうがいい

昔、私のブログを読んだ恋人がそのように言った。
嫌なことや悲しいことではなく、よかったことを書いておけばいいのに、と。

はてなブログ公式がそういうお題を出しているなあと思っていたら、なんとid:ibara810からバトンが回ってきた…!
もうこの時点で「よかったこと」に入るぐらいに嬉しい。誰かにバトンを回されるということ、あらゆるバトンの全盛期になかったから。

最近あった3つのいいこと

野球の話をめちゃくちゃしていてたのしい

www.lilies-web.com
神田のリリーズという居酒屋で2回飲んだ。2回ともすっごく楽しくて、野球が好きな人と野球の話しながら適当に飲むのってこんな楽しいの?!と思った。
リリーズは「12球団OK」の居酒屋だけど、すごいのはその店内だ。
すさまじい野球ファンの家で宅飲みしている気持ちになれる。メニューもちょうどよくチープで、なんていうか、いいのだ。

私はここで観戦した試合が2戦2勝なのも、いい印象になっているのかもしれない。
横浜ファンなので入れてくれるか不安だが、広島ファンがつどうお好み焼き屋さんとかがあるようなので行ってみたい。
(広島は坂倉くんがいるので嫌いではない)

買った化粧品が割と当たりだった

先日勢いでRMKのリクイドリップカラーを買った。
買ったあとにRom&ndのリップに似てない?!とめちゃくちゃ後悔したのだが、意外とトーンが違った。
どっちも違って、どっちも良い。RMKのリップはなぜかマスクに全く着かないのも推せる。

みんな違ってみんないい、って金子みすずも言ってました。

体用の日焼け止めも、ようやく買った。
AHCのスティックに頼っていたのだが、あれ?焼けてない?と思ったのだ。
アネッサは強すぎて好きではないのでアリィーにした。

本当は、もう撤退してしまったので買えないが、ラデュレの日焼け止めが好きだった。
かすかな薔薇の匂いと塗り心地のよさ、そして大容量、言うことがなかった。
でも撤退してしまって、体用の日焼け止めどうしよ…という迷いの中で生活していたのだが、
アリィーがここまで使い心地いいなんて、思わなかった。
多少ぺたぺたするが、これはETVOSあたりの体用UVパウダーをはたけば解決するだろう。
日焼け止めって、こんなに進化してたんだ。

北欧、暮らしの道具店のレシピがよかった。


うだるような暑さの中、パスタを食べたいがコンロの前に立ちたくない…という日が続いていた。
なんとなくフォローしていた北欧、暮らしの道具店で紹介されていた「冷やしカルボナーラ」が大ヒットだった。
hokuohkurashi.com
豆腐のクリームを作って、パスタに和える。ベーコンは生ハム。
これがなんだか爽やかで大変美味しかった!

いいことってこの他にも割とあって、私はまあまあ大真面目に「そこそこ問題があるが周囲の人がまあまあ穏やかに暮らしている」というのはいいことだと思っている。
恋人も友人も両親も、色々あるけどまあまあ穏やかだ。
私も日々怒ったり悲しんだり自分の無力感に苦しんだり外見につらくなったりするけど、おおむね、穏やかに生きている。

次に回したいお二人

いずれもIDコールがうざったかったら無視していただきたい。。
なぜならこういうのが不慣れだから。でもはてなブログがやれって言うから…。
はてなブログが好きそうなお二方、良ければバトン受け取ってください。

id:BUSSETSU_MACA
いつもブログを読んでいて、自分の思ったことの出力がうますぎると思っているので、よかったこととかいいことを聞いてみたい、というかんじです。

id:ninatanpe
私と同世代ぐらいだと思っているのですが、最近何かいいことあったりしませんか、よければ教えてください、という気持ちです。

今週のお題「最近あった3つのいいこと」

2022年上半期ベストバイを考える

上半期がまたあっという間に過ぎてしまった。
2022年の上半期は、調べてみると口紅を一本も買ってないようだった。こんなに口紅が好きなのに!
買い物は定期的に振り返っていきたい。忘れちゃうから…。

化粧品以外

CELINE Classic Box


上半期はもうこれ以外ないと思う。
みんな大好きなフィービー・ファイロ。私も例に漏れず熱狂的ではないけど普通に好きです。
で、彼女がやってた頃のセリーヌのバッグがほしいな〜とずっと思っていて、特にclassic boxと呼ばれる斜めがけの鞄がずっと欲しかったのでした。
5年ぐらい欲しかったのではなかろうか。
しかも旧ロゴがいいよ〜(あと予算的に中古じゃないとむり!)と思っていて、ちょうど出ていたので清水の舞台から飛び降りる覚悟で買いました。

あんまりものが入らないところもかわいい〜!
でも真夏は日焼け止め付きそうだからあんまり使えないな…とも思っています。

ファミリア×ベイスターズの鞄


さっき見たら売り切れてた…。買っておいてよかった!
ファミリアについて全く興味なかったんだけど、このコラボは可愛いと思って…。刺繍なのがまたグッド。
↑のクラシックボックス持つときにサブバッグ必要だな、と思って買ったんだけど普通にこれ単体で良く使ってる。

moussy ミュール


右側。ミュールってあんまり得意じゃなくて避けてきてたんだけど、ふと(大人の女ってなんかミュール履いてない?!)と開眼。
色々探した結果意外と安定のmoussyへ辿り着きました。
moussyって定番のブーツもそうですが、靴のサイズがS/M/Lの三展開で(それ以外のものもあります)、
私のように「試着したくない!だるい!でも合った靴が欲しい!」というものぐさのアホにはぴったりなのでした。
普段22.5〜23のわたしにはSで良いし、程よく抜け感?みたいなものが生まれて良い。何よりちょっとしたワンピースに合わせるといい感じになるんですよね〜。
この辺りはリラクスのゴツいサンダルにはない女っぽいニュアンスなので、買ってよかった!マジで!

ひとりっぷ×レスポートサック モバイルケース


まだ実戦で使ってないけど…買えてよかった!
実はもうひとつ手に入れたのでまた今度…。
会社に行くときにマリメッコのリュックばかり使っていて、ふと(つまんなくない?)と思ってしまって。
いや、可愛いし大容量なんだけど、家と会社の往復でそれはトゥーマッチなのでは?!もっとシンプルでいいはず…!と思ってたら、ありました。シンプルなやつ。
斜めがけにして出勤予定です。

dマガジン

このブログの古い記事とか読むと月に10冊ぐらい雑誌買ってる月もあり、わたしといえば雑誌、みたいなところがあったんですが思うところがありdマガジンに入りました。
発売日に配信されてる!というのが驚き。もちろん配信されないページも多いけど、これで気になったら雑誌買えばいいんだもんね…おかげでベストコスメも三誌すべて読めました!ありがとう…。
母と二人で雑誌読むの好きなんだけど(サラッとマザコン発言)、iPadで雑誌読むようになってまとめて二人で読めて嬉しい〜。

化粧品

カネボウ / ヴェイルオブデイ


なんでみんなそんな大絶賛なの?と思いながらなんとなくポチってみたら、なるほどね潤いが違うわ…と実感させられたもの。
夕方ぐらいになると細かい皮剥けが目立つんだけど、ヴェイルオブデイを塗っている日はそれがあまり気にならなかった。
乳液みたいな質感でこれはすごい。技術って進歩してるんだなと日焼け止めを毎年買うたびに思うよ。

ビューティーモール / Wフラーレン モイストUV


FinalAあたりで大絶賛されていてすごく気になっていたもの。良かったのでリピート済み。
SPF35なのかな?ほんとうに?ゴールデンウィークに快晴のハマスタに野球を見に行って焼けなかったのはこれのおかげだと思う。
塗り直しできなかったし…。
うまく言えないけど、肌が元気な感じがするというか、化粧を落としたあとの感触が好きだなと思う。
ちょっと硬めのテクスチャで、トーンアップするとかは特になし。

VT cosmetics / CICA DAILY SOOTHING MASK


何を今更と言われそうだけど…。これ本当によかった。肌の治安が良くなる。
なんとなく細かいニキビなどができなくなったのはこれのおかげだと思う。
シートマスクだけど液がサラサラしていて、シートマスクを外した後に液を馴染ませてぺたぺたする、みたいなのがない。
あっさり系なテクスチャも気に入った。匂いは少し独特なので、慣れが必要だと思う(わたしは慣れた)。

mgb skin / CICA CLEANSING BALM


meg baby という人間については前から気になっていたんだけど(化粧品のビジュアルもかわいいし!)、
大好きなライターのAYANAさんがインスタで一問一答やっていたときに思い切ってmgb beautyのおすすめを聞いたところ
クレンジングバームという答えが返ってきたので購入。
バーム系のクレンジングは今までも何個か使ったことがあって、DUOとRMKあたりは使ったような…?(結構前のことなので思い出せないが)、
使ったものの中で一位かなという感じ。なにがいいって目に沁みない。
どうも濯ぎが甘いことがあって、よく目が痛い!わー!と風呂でパニックになるんだけど、それがなかった。
マスカラはポイントメイクリムーバーで先に落としちゃうのでなんとも言えないけど、
すすいだあと割とパリッとスッキリするのもいい。潤ってます!みたいに、とろとろした手触りのものが苦手なので…。

Grown Care / キューティクルケアオイル
ohora


爪系。ケアオイルは色々なもの使ってきたけどこれが一番使いやすい。
スポイトのような形になっていてそのまま一滴ずつ滴らせるので、ちゃんと爪の裏側(ネイルベッド?)にじわ〜っと染み込ませることができる。
爪が長くなっているかは不明ですが…(最近サボってたし)。
ただ何年か前の爪と比べると、明らかにささくれが減って綺麗にはなってたから効果あると思う。
ohoraは何を今更その2かな…。
爪が綺麗だとテンションが上がるということでブログ書いたけど、本当にテンションあがって嬉しかったから、おすすめです。
necomimii.hatenablog.com

コスメデコルテ / ゼン ウェア フルイド


今期の小田切ヒロ買い。
ツヤ肌があまり似合わなくて(テカってるように見えてしまう…)、かといって夏場なにもしないのは流石に…と思っていたらちょうどいいものが紹介されていた。
質感はセミマットで、下地もパウダーも要らない。私は日焼け止め(Wフラーレンかヴェイルオブデイ)のあとこれを半プッシュ馴染ませて、ベースメイク終わり。
コンシーラーも使ってみたけどちょっと浮くというか、真夏にそこまで作り込んだ肌で出掛けないというか…。
これ一本で「なかなか綺麗な大人の肌」になると思う。
本当はヒロ様が紹介していた筆も気になったけど、予算の都合上お見送りです。

hince / NEW DEPTH EYE SHADOW PALETTE 04


今期の小田切ヒロ買いその2。
一重瞼向けのアイメイクをかわいく提案してくれるアーティストが大好きですが(小田切ヒロと吉川康雄ぐらいしか知らないが、その二人が大好きです)、
これなら私も真似できるかも?しかもいい感じになりそう、と思って買ったもの。結果、いい感じになっている。

www.youtube.com
ただ右目の瞼がいきなりクソ雑魚になってしまい、トムフォードもRMKのリキッドも受け付けなくなった今、hinceのこれも割と荒れるようになってしまった。
(一日付けていると真っ赤になってしまう)
逆に荒れないアイシャドウはアンプリチュード。
なので、様子を見ながら使っていきたいと思う。とにかく色出しのニュアンス?が大変よろしい。色が薄くてもかわいいというか、おしゃれなんだよな。

ベストコスメについてはTwitterでもつぶやいているのでこっちみたほうが早いかもしれない。

ohora沼が手招きしてる

ohoraにハマっていると言っていいと思う。

爪が綺麗だと気分が上がる、とはマツコデラックスが言っていたのか。
いわく「化粧をしたパーツで自分から唯一見えるところだから」みたいなことらしい。
そういえば母親も、物心ついた頃からずっとマニキュアを塗っている(本当にずっと黒)。

理想は自爪のピンクの部分が長くて、白い部分が少なくても映えるような爪なのだけど、
爪を噛む癖が本当に長いこと抜けなかったからボロボロだし短くて小さい。
だから爪を飾ることに憧れはあれど気が向いたらやろうかなという感じだった。
(でも気晴らしにマニキュアは買うので、結構持ってる)

が。
ohoraをはじめとしたセルフジェルの台頭が、私を変えた。


特にこのN HOWLINGが可愛くて。私の爪だと小さいのでそこまで映えないけど、
小さくて不恰好な爪にヒョウ柄が乗っているということが嬉しかった。

嬉しかったので次はパーツが付いたセットも貼ってみた。


N MARBLE STONEだったかな。本当にかわいい〜!大理石柄って憧れがあったんだ。
パーツが付いているのと、私の貼り方がかなり雑だったので1週間ぐらいで取れてしまったけど、
満足度がすごく高かった。

いまはN Summer 03をつけている。

パーソナルカラーに合わせたシリーズで、私はかなり日に焼けているけどブルベ夏/冬という診断(一応プロ診断)なので、
何色か買ってみたものの一つだ。他に薄ピンクとグレージュを買った。
ピンクの単色を塗ると、マニキュアだとネイルベッドから外れている、伸びた、白い部分が透けて目についていやだったのが、
嘘みたいに映えた。あ、こういうシンプルな色もジェルだと可愛いんだ、という気付き。

ohora沼にハマっている人はおそらく多いだろうけど、私もその一人になるかもしれない。
本当に韓国から発送しているのか?というぐらい届くのが早いので、気になったらすぐ注文してしまう。
貼るのが下手くそなせいか、ベースコートを念入りに塗るせいか、取るのも簡単なので気が楽だ。

とかなんとか言いながら、この間恋人がRMKの19番(すこしくすんでいて透け感のある水色)を塗っていて、
あ〜〜〜こういうのもかわいい!となったので、マニキュアに戻るかもしれないけど…。

透明人間の醜さ

何年か前、歌舞伎町のど真ん中にある火鍋の店に5人ぐらいのグループで行ったことがある。
道を歩くので、必然、3人-2人という風に前後に分かれて歩くことになり、私と友人の前に3人が並んだ。
当時私と雰囲気がよく似ていた友人(まったく違う姿をしているのに、よく間違えられた)と後ろを歩きながら、キャッチやらナンパ?やら、男たちに声をかけられまくる前方3名と、まるでいないかのように誰からも声をかけられない私たちで、微苦笑しながら店に向かった。
帰りも同じような感じだったのをよく覚えている。

たしかに「いた」けど、どこにも「いない」ことになっていた。

最近、ふと「顔・地位・能力のすべて(もしくはいずれか)がある女と遊ぶ男」の話を聞いて、火鍋に行く道のことを思い出した。
その男性は(男性も)顔・地位・能力のすべてがあるので、自分と釣り合いが取れる女を選んで声をかけて遊んでいるのだろう。
そういう話を聞いたときに、いい年こいて遊んでるのか〜と思うより先に「自分はその人に選ばれない/視界に入らないから、苦しい」と思ってしまうのが嫌だった。
自分には愛してくれるパートナーがいるのに、なぜこうも他人からの評価を求めてしまうんだろう。
(たぶんたくさんの人にちやほやされたほうがいいから?みたいな価値観があるのだ、、)

男の人に、そのように顔や外見で「女」として扱われるのが嫌だった、という話をよく見聞きする。
実際能力がきちんとある人たちがそのように「◯◯ちゃん」という女の子として扱われるのは良くないと思うし、大人ならちゃんと扱うべきだと思っていて。
それとは別に、もしくは延長線に、私はそのように「女」として扱われないのだな、と思う頭がある。
能力も地位もないので当然なのかもしれない。その辺りのモブとして扱われればいい方で、基本的には誰の視界にも入らないのだった。

たまにそういう話を、女というだけで劣っているとされている人の話を聞いて苦しくなるのはそういうことだ。
まだ視界に入っているだけいいじゃん、こっちは視認すらされないじゃん、と思ってしまって、自分はなんて醜いんだろうと自分に失望する。
(こういうの、歳を取ればどうにかなると思っていたけど、二十歳ぐらいの頃より弱まっただけで、依然そのよくわからない感情が残り続けている)