ネコミミにひかりあれ

エッセイを書いています。

少しでも進めること

最近は毎日出勤している。単純にそのほうが捗るからなのだが、チームメンバーは基本的にリモートなので会社には私一人、という状況だ。
他メンバーは通勤しないのでその分(往復で2時間ぐらい?)の可処分時間があり、私にはない。そんなことをふと思った。私は好きで出社しているからいいのだが。

ただ夜は困る。疲労困憊になるからだ。

夜、なにやら進めたいものがたくさんある。
日中、家にいれば保険屋に電話して調べられるようなことも、会社にいるとそうはいかない。
またはイラストの下絵やちょっとした料理、メモ、掃除。ストレッチ。
その他全てが「時間がない」という名目で手をつけられず、明日に先延ばしになっていく。

香川旅行の絵を描こうと思ったのは、帰ってきてからだった。あまりにも楽しかったからブログに書いておきたいが、そのトップにイラストを持ってこようと思って。
そのイラストも、ずっと手をつけられていなかったのだが昨晩描き始めてみた。

「時間がない」のが嫌になったのだった。

少しずつでもやればいいじゃん。下絵なんだし。
絵を描こうと思って、普段少し描いている絵はiPadで描いている。でも、久しぶりにアナログで描きたくなったのだ。

iPadだとざくざくと描いていけるのだが。

構図を決めたらざっくりと下絵→細かいところを整える→着彩、と進んでいく。透明水彩なので出来ればここはまとまった時間が欲しいけど、そこまでのステップは何日に分けてもいい。
少しやれば少し進む、という当たり前のことがこの年になってもあんまりできずにいる。結果タスクを溜めてしまって後で慌てる、というのが常なのだ。

でも昨日はそれができて、嬉しかったから書いておく。