ネコミミにひかりあれ

エッセイを書いています。

文学フリマ36に行ってきた

文学フリマ36に行ってきた。
それまで「興味はあるけど行かなくてもいいかな」だった文学フリマにどうして実際に行ったのか。
「自分の文章が載ったはてなブログの冊子が絶対に欲しい」「いつもブログで読んでいる方々の本が絶対に欲しい」という強烈な2つの動機によるものだった。

入場前

11時過ぎに有楽町のマクドナルドでチキンタツタを頬張りながら「文フリ 待機列」でtwitterを検索してみる。
するともうその時間ぐらいから待機列が出来ていること、混んでいることが表示されて絶望した気持ちになる。
同行してくれているパートナーには「見通しが悪くて本当に申し訳ない」と言ったが「まあ、行ってみようよ」と言われて12時過ぎに到着する予定で動くことに。

初めて乗った東京モノレールは「これが公共交通機関か?」と思うほどの揺れで、今までに乗った公共交通機関の中で1、2を争うほど乗り心地が悪かった。
埼京線快速でも井の頭線渋谷〜下北沢間でもこんなに揺れないだろ。

流通センター駅に到着したのが12:06ごろ。
駅に着くと人・人・人で、やっとの思いで駅舎の外に出ると行列。なんだか分からずその列に並ぶものの、流通センター前にてその行列が無意味だったことを知る。
(流通センター前で「第1展示場」と「第2展示場」に入る待機列が形成されていた)
コミケとは全く違う運営の洗礼を受ける私とパートナー。


入場

危惧していたような渋滞は起こらず、列はサラサラと流れ、12:30頃には中に入ることができた。*1
入り口で配布物をもらい、作っておいた地図*2を取り出して早速はてなブログのブースに突撃する私。

私ははてなが好きだ。
できれば入社したいと思って過去に3回ぐらい応募している。*3

はてなブログのブースにいた方2名に「はてなブログの本もらいにきたんですよ〜」なんて話をすると「もしかして載っている方ですか?」と聞かれた。
「アッアッid:necomimiiデ…」と辿々しく返すと「あ!ねこみみさん!」と言われて嬉しかった。
ずっと読んでいるブログの方ともご挨拶できて良かった。私はいつでもはてなを応援している。し、できれば入れてほしい

色々購入した後、今回のお目当てである「初っ端から熱く生きろ」のブースへ。
お二人の姿が見えた瞬間頭が真っ白になり、ご挨拶してからの記憶があまりない。*4
「もしかしてそう(ねこみみ)じゃないかな〜と思っていたんです」と言われたのがくすぐったくて嬉しかった。
その後はパートナーが事前チェックで「気になる」と言っていたものを探しに第2展示場を回ったり、もう一回第1展示場を見たりした。

退場

水分不足と人の多さからくる酸欠などで足元がふらふらしてきたので、ほぼすべてのブースを通り過ぎたことだし帰ろう、と会場外に出る。
あまりにも私がだるそうにしていたのを見かねたパートナーが「ちょっと休んで帰ろう」と提案してくれて、入り口付近の座れそうなところに腰を下ろそう…とした瞬間先ほどご挨拶してはてなブログの方が隣にいることに気づいた。向こうから「ねこみみさん!」と声をかけてくださって。
そこでも色々とお話出来て嬉しかった。「ブログをいつも読んでいます」と言われるのがこんなに嬉しいとは思わなかった。

購入したもの


あとからリストを眺めたらちょっと漏れていたものもあったけど、概ね買えたのでよかった。

今日の服装


※別日だけど、これと同じ服装だった

「もしかしたら、誰かに会うかもしれない」と思っていたので自分が一番気分がアガる服を着ていこう、とfeticoのトップスとマメクロのシアートップスという服装に落ち着いた。
そういう気持ちの時、最近いつもfeticoに手が伸びる。実はもう1着買ったから、それもいいタイミングで下ろそうと企んでいる。

そのあとの文学フリマ

買った本を読むのを楽しみにしながら、次は私も出店者として行ってみたいな、と思っている。
背表紙が着いた本を、同人誌を作るのはずっと夢だけど、夢が夢じゃなくなったほうがいいから。

*1:たぶん。正確な時間は覚えていないが、入って10分〜20分経ってから「待機列が解除されました」という事務局のアナウンスがあった。

*2:文フリ公式サイトで配布されていたPDFをセブンのネットプリントで印刷したもの。コミケのカタログよろしく、ここに出店者名などを記載して回った

*3:その全てで落ちている

*4:挙動不審だったことは確かである