ネコミミにひかりあれ

エッセイを書いています。

白馬2泊3日スノボ旅行のこと


いつも行っている野沢温泉スキー場ではなく、白馬へ行ってみようと思ったのは夏に下見をしたからだった。
necomimii.hatenablog.com
初めてのスキー場にも行ってみたくなった結果白馬に行ってみた、という感じ。

長野駅〜白馬まで

東京→長野は新幹線で1時間半かからない。長野駅に着いてからバス停まではスムーズに行けた。
バス停近くに公衆トイレがあるんだけど、これが結構綺麗でありがたかった。新幹線でトイレに行くのがベストとは思うけど、混んでいることも多いのでこれからもここのトイレにはお世話になることでしょう。

バス移動

長野駅から白馬までは、バスでの移動。
www.alpico.co.jp
アルピコ交通(アルピコってどんな意味なんだろう?)が運行している高速バスを使うんだけど、これは事前予約制。
www.highwaybus.com
事前に予約して決済までやっておくと、当日寒いバス停で慌てずに済む。
でもバス停にアルピコ交通の方が何人もいるので、わからないことがあったら聞ける、というのは心強かった*1
長野駅〜白馬八方バスターミナル間は概ね1時間半ぐらい。

今回の宿(まるいし)

月山ももさんのブログで読んで泊まってみたい!と思っていた、まるいしへ宿泊。
www.yamaonsen.com
ブログの記事通りご飯が美味しくて最高だったし、洗濯機&乾燥機もあるので安心(フロントに声をかけて貸してもらう)。

これは確か一日目。お重の中のものがすごくいいつまみで、酒が進む進む。

二泊三日なので夕食二回、朝食二回食べたけど全て大満足。
特に夕食では日本酒が美味しい&お腹いっぱいになるので、部屋に戻って何かつまみながら飲む、みたいなことはなかった。

エイブル白馬五竜&47

www.hakubaescal.com
www.hakuba47.co.jp
私はよく知らなかったんだけど、エイブル白馬五竜&Hakuba 47となっていて、一応は違うゲレンデらしい。
宿から近いのは八方尾根なんだけど、色々なブログを読んだり宿の方に聞くと「斜度が急」「中級者〜上級者向けのゲレンデ」ということで、初日と二日目は比較的家族向けと紹介されていることが多いエイブルをメインに滑りましょう、ということになった。

宿とエイブル白馬五竜間のバス移動について

宿泊している八方尾根エリアからはとてもエイブル白馬五竜まで歩けないということなので、バス移動に。
初日は何もわからなかったので白馬八方バスターミナルから600円払って有料の巡回バスに乗った。
色々なところを回るバスなので結構時間がかかってしまい、これなら無料のバスに乗ったほうがよかったかもね〜、という感じだった。

ちなみに、まるいし付近だと、THE HAPPOというホテルから無料の巡回バスが出ているので時間に間に合えばそれに乗ったほうがいい。

とにかく白馬はバスが煩雑で難しい。Scrapboxに情報まとめていた

帰り道も当然バス移動になる。
私たちは初日も二日目も47からの帰り道にしたんだけど、結構満員だった。

これが満員のバス。もっと路線バスみたいなものにすればいいのに…と思った
ゲレンデについて

ゲレンデマップを見ると大きく「とおみゲレンデ」「アルプス平ゲレンデ」「いいもりゲレンデ」と、47側に分かれている…というのがわかる。
初日、一番最初に滑ったのはとおみ第1ペアリフトの下あたりのはず。雪がガリガリしていたので早々にこのゲレンデを諦め、五竜テレキャビンでアルプス平ゲレンデ付近へ。
そこからパノラマコース(アルプス第1ペアリフトや第2ペアリフト Line Eあたり)を滑り、47側へ。
47側は普通に滑りやすい雪で、1日目はクワッドリフト Line Cやゴンドラリフト Line 8を回していた…はず。

これはHakuba47アルパインセンターの前
ゲレ食

一日目はエスカルプラザの中にあるレストランハルにて。
カフェテリアレストラン ハル | 食べる | エイブル白馬五竜

THEゲレ食という感じの趣があった

恋人はカレー、私はプルドポークライス。プルドポークライス、サンドイッチだったらもっと美味しかったな〜という感じ。
二日目は47の麓にあるLuisというピザ屋さん。
tabelog.com
実は初日の帰り道、バスで隣だった人々が「美味しかった」と話していて興味を持って行ってみたんだけど、ほんっっとに美味しかった。

1枚1,500円ぐらいかな…?奥がガーリック照り焼きチキン、手前がマルゲリータ。ポテトも頼んだけどお腹いっぱい

ピザは薄くてパリパリサクサク、味は強くて最高。店内もまあまあ広いし、47に来たら次もここに来たいな。
結局美味しいゲレ食を食べるためにスノボやっているみたいなのはあるな…。

八方尾根

ゲレンデについて

Terje Håkonsenの動画で知ってるけど…という感じだった。(これ6年前なのか…)
www.youtube.com
実際に行ってみると私でも滑れるところが多くて一安心。
まずは八方尾根ゴンドラリフト(アダム)に乗って、兎平ゲレンデへ。兎平から上は全部中級者コース(迂回のための初心者〜中級者の道があることになっている)なので、確かに怖いといえば怖い。

途中トイレを借りに入ったレストハウス黒菱の様子。かわいいね

滑ってみた感想だけど、兎平からアルペンクワッドに乗っていくリーゼングラートコース下部(アルペンクワッド降りたところから滑るところ)は頑張れば滑れるし、兎平から伸びるパノラマコースは広くて楽しかった!兎平から出ているスカイラインコースも面白かった。だだっ広い片斜だったかな。
とにかくそこまでビビり散らかすことはなくて、普通にパノラマとスカイラインを流している分には面白く、リーゼングラートの下部は私は努力しないとターンがつなげられない(野沢のやまびこコースみたいな感じ)、という感じだった。
下山は多分リーゼンスラロームコースをなんとなく降りて、最後は連絡コース使って白樺ゲレンデに戻って来たはず。10分ぐらいで降りて来られたので、次は帰りの時間をもっと正確に読めるでしょう。
こうやって、いろいろな斜面を滑る楽しさってあるなあ。スノボには。

ゲレ食

最後のゲレ色は「サンテラスぱのらま」にて。
tabelog.com
なんとパスタが2,000円近くする。ニセコ価格だね、と笑いながらボロネーゼを頼んだんだけど、これがまあ普通に美味しかった。

こういうパスタがゲレンデで食べられるのはすごい

きちんとデミグラスソースっぽい味がして、ひき肉は塊肉を叩いているのかな?肉肉しくてよかった。ちょっと驚いちゃった。

帰り道(白馬〜長野駅

バス移動ふたたび

帰りのバスもアルピコ交通。復路というだけなのでそこまで難しいことはない。
ちょっと時間があったので、バス停にあるモンベルをちょっと冷やかした。
store.montbell.jp
白馬はこういうブランドのショップがかなりあって、そこがニセコとはちょっと違うかも。
BURTONは白馬にもニセコにもあるけど、THE NORTHFACEにパタゴニア好日山荘、snowpeak …と、一通りのアウトドアショップは揃ってる。

長野からの新幹線

ちなみに帰り道は16:50長野駅着予定のバスを取って、長野駅17:05発の新幹線だったのでかなり気が焦った。
そして忘れていたんだけど、新幹線の荷物置きに板を乗せられないと座席で抱えることになるので新幹線内で飲むという旅の楽しみが削られることになる。
今回は上の荷物置きに板を乗せられたのでよかったけど、次回以降も乗せられるかはわからないので完全に運である。

そして東京駅で何か美味しい食べ物を買って帰ろうと思ったら、グランスタのお弁当エリアが改装中だった。
www.gransta.jp
私はマンゴツリーデリのガパオライスの口になっていたのでかなりショック…だったが、駅弁を買って帰ってことなきを得た。
これも次回以降、なにか考えなくちゃ…と言いながら帰宅。

終わりに

どこのゲレンデにも良さと悪さがあるな、と思った週末だった。
八方尾根のゲレンデは本当にだだっ広くてなかなか滑りやすかったので、自分のような人間でもちょっとだけスピードを出して滑ることができて楽しかった。カービングターンもどきで自分の身一つで風を切って滑っていると、頭の奥からぶわ〜っと楽しさが湧き上がってくる。そういうのを経験したくて、スノボをやり続けているのかもしれない。
もちろん、行ったことのないゲレンデに行って、中級者向けと書いてあるところを無事にターンを繋げて滑ることができたという達成感もあるんだけど。

来月も白馬に行く予定なので、次は白馬岩岳スノーフィールドにも行けるといいな。もちろん八方尾根にも。
あ、Hakuba47のピザももう一回食べたいな…。
iwatake-mountain-resort.com

*1:私はかなり自信がなかったので「このバス停で合っているのか」「QRコードでの乗車なのか」などちょっと聞いた。親切に答えていただいて感謝