株式会社はてなに入社しました
suzuri.jpTHREEのスキンケアキット雑感
THREE スペシャルキット2015を使っていました
THREE スペシャル キット発売(2015年11月25日より数量限定発売) | THREE
昨年の誕生日にプレゼントとしていただいたスキンケアキット。
THREEといえば、instagramで見ない日はないぐらい人気のコスメであり、
最近出たアイグロスも全種類欠品。という怪物ブランド。
インスタグラマーと呼ばれるような、フォロワー3桁以上の方々が愛用していることもあって
憧れがあり、ちょうどいい機会だったので全部試してみることにしました。
洗顔
バランシング クレンジングオイル→バランシング フォーム
クレンジングオイルはよくサンプルいただいていたので馴染みはありましたが
洗顔料は初めて。THREEは精油のいい匂いがして、スキンケアしています!という気持ちにさせてくれるのが良い。
私はお高いクレンジングはシュウウエムラのオイルかスックのミルクしか使ったことがなく、
これで3つめでしたがオイルならシュウウエムラに軍配があがるなあ…と思いました。
シュウ、匂いがとても良くない(無香料。悪く言うと「油の匂い」がする)けど、
使い心地はやっぱりシュウのほうがよろしい。
肌がふかふかする感覚、というのは私はシュウウエムラの方が強いと感じました。
洗顔フォームもお高いものを使うのは初めてでしたが、
「よく落ちるけどつっぱらない」というオーソドックスな感想。
しかしブランドコスメなのでそこは当たり前か。
この辺りは他のものも使って比べたいところ。
化粧水と乳液
バランシング ローション→コンディショニング SQ オイル→バランシング エマルジョン
お高い化粧水と乳液はアルビオンのスキコンあたりしか使ったことがないので、
単純にそれとの比較になります。
ここでもやっぱり精油の匂いがすばらしい。スキンケアの全工程が終わると、
部屋中がいい匂いになるのが素敵でした。オレンジ系のいい匂いがする。
アルビオンだともろに石鹸の匂いなので、そうはいかない。
とはいえここでも即効性はないなあという感想。
アルビオンは効果が「劇的」だったので*1、
THREEは「ほのぼの」「のんびり」という感じだった。
オイルをスキンケアに取り入れるのは初めてだったけど、これはよかった。
肌がふかふかする感じ。
アイケア
バランシング トリートメント アイローション→アイクリーム
これが目玉だったと思う。
アイローションとアイクリームは下記に詳しい使い方が書いてあるので、
それの通りに使うと目のまわりがすっきりする。
でもこれは「目がすっきりする」以外に特に効果はないかなあ…。
それとも持続的に使うと効果があるのでしょうか。
クリーム
バランシング クリーム
これはとっても良かった。
よく伸びる、よく馴染む。なのにべたつかない、という理想的なものだったので、
これだけ買い足してもいいかもしれない…と思った。
まとめ
THREEのスキンケアは「写真映え」するよなあ、と思いました。
instagram眺めてるとTHREEでスキンケアを固めたくなるし、実際このキットを使っていたときは
スキンケアが全部THREEだったのだけど、
「いい匂いに包まれる」ということ以外は特筆することがなかった(私の肌においては)。
ただ「オーガニック」とか「アロマ」というキーワードで括られた製品が数多存在する中で、
THREEはそのパッケージの統一感において他の追随を許さないなと思いました。おしゃれだし。
なによりテンションが上がる、という感じ。
スキンケアのとき、確かに効いて欲しいんだけど、それと同等ぐらいに
「スキンケアをするワタクシ」の気分を上げてほしいという謎の感覚があって、
THREEはその辺りのバランス感覚がうまいのだろうな、と思いました。
このキットを使い終わってしまったので、ハトムギのスキコンと皮膚科でたくさんもらってしまったヒルドイドで
スキンケアをしていますが、もう少しテンションあげたいところ。
実際のところこの組み合わせは「よくも悪くもならない」ので、ちょっと「攻める」スキンケアがほしい。
HAKUの美容液とかどうなんでしょうね。
*1:当時の私の肌質によるものなので個人差があるだろうけど
好きな街には好きな人たちが居る。
好きな人が住んでいる街がそのまま私の好きな街になる。
好きな人に会いに行くから、その街の美味しいものや素敵なところもきらきら輝いて見えて、
二倍も三倍も素敵な街に見える。
/
大学生の頃、少し意地悪な人と数ヶ月ぐらい付き合っていたことがあった。
その人はいわゆる学生街に住んでいて、
商店街を抜けたところの建物の、二階か三階に住んでいた。
私は自分も学生だったのに、きゃあきゃあ騒ぐ学生が嫌いだったけど、
その人の家までの道は好きだった。
それは、その「少し意地悪な人」が「好きだった(かもしれない)人」だったからだ。
でも、もうその道はよほどのことがないと歩かない道になった。
もともと学生が嫌いだし、もともと少し意地悪な人だったのだから、
付き合って、別れた後は「好きだったかもしれない人」から
ただの「少し意地悪な人」に戻って、余計に会う機会が無くなった。
/
それはそうと私は下北沢が好きだ。
昔はヴィレッジヴァンガードで紹介される音楽や文化を愛して、
一人で何時間でも時間を潰していたけど、大人になったのか、一人で行くと
「便利な本屋」程度の扱いになってしまった。
でも下北沢には好きな人たちが居て、好きな料理屋さんも喫茶店もある。
好きな人たち
m.matoi.main.jp
纏さん。私がどこかで「眼鏡屋」と言ってたらそれはこの人たちのこと。
私のことを平気で(普通に店に居るときに)「ネコミミ」と呼び(本名知ってるのに!)、
眼鏡の入荷連絡にはなぜか「鳩ポッポ」を電話口で歌う。
ここの眼鏡屋に行くと、なんか朗らかな人たちが集っている気がするんだよ。
好きな料理屋さん
tabelog.com
ここのカレー本当に美味しい。店主もそんなにお話したことないけどいいひと。
チキンキーマがすき。あとチキンピクルスが市販してほしいぐらい美味しい。
チキンキーマとフィッシュカレーを食べた時の。
ご飯に乗っているお漬物?みたいなものが全種類美味しい。
モナレコード おんがく食堂 - 下北沢/カフェ [食べログ]
モナさんはビール飲めない(飲まない)人と、夜に行くのがおすすめ。
ハッピーアワーで安く飲めるのに、ご飯は美味しい。
唐揚げと混ぜご飯がおすすめです。あとれんこんのチーズフライ。
マジックスパイス 東京下北沢店 (Magic Spice) - 下北沢/スープカレー [食べログ]
チキンの涅槃チーズトッピングで。
シティー カントリー シティ (CITY COUNTRY CITY) - 下北沢/バー [食べログ]
ここの明太子スパゲティを食べて、もっと自由でいいんだな、と思った。
ランチセットで白ワインが飲めたりするので一人でふらっと来てガーッと食べるのも好き。
トロワ・シャンブル (CAFE TROIS CHAMBRES) - 下北沢/喫茶店 [食べログ]
遅い時間までやっている良い喫茶店。
誰かと何かを深く話したいときにここを利用している気がする。
ベアポンド エスプレッソ (BEAR POND | ESPRESSO) - 下北沢/カフェ [食べログ]
昔、ここのお向かいにはらドーナッツがあって、
ドーナツをテイクアウトしてここのコーヒーと一緒に食べるのが好きだった。
あとはB&Bとかアインズ&トルペとか、日常で便利なお店もあって好きだ。
もちろんヴィレッジヴァンガードも、未だに行くけれど一人で行ってもつまらないから、
友達と冷やかしに行く。
/
ほんとうは今好きな人が住んでいる街だってとっても好きだけど、
その街のことをまだよく知らないからここには書かない。
好きな人と会って話してご飯を食べる、というだけでその街のことも好きになるみたいだ。
その街までの回数券を買ってしまいたくなるぐらいには好きだ。
街を愛すること、好きな人と過ごす時間を愛するということかもしれない。
今週のお題「好きな街」
はてなメイクポーチの中身だし
こんなお題があったのか、、、しかも3月まで受け付けていたようだった。
参加できなくて残念。
今の私の顔を作る化粧品は、上の写真に写っているものたち。
左上から。
ベストコスメでいい評価だったので買ってみたら、割と良かった。
私は普通ぐらいの肌色なんですが、色も浮かなくてちょうどいい。
肌が生まれつき綺麗な人みたいになります。
小鼻の赤みまではカバーできないので、それは以前紹介したキッカのファンデーションをちょっとだけ使う日もある。
眉毛パウダーといえばこれ。
眉毛、いつもどう書いていいのかわからなくて、概ねこれです。
太眉が流行っているので、これで太くしたあと、下に紹介するペンシルではっきりさせるという使い方。
- インテグレート マイクロスリムアイブロー
これこういう名前で公式サイトにあるのに、オンラインストアにはない…ふしぎ…。
繰り出し式でブラシが付いている、かつ特にカートリッジ式「ではない」ということでこれを使っています。
カートリッジ式だと変なところで取れたり、劣化してくるとガタガタして鬱陶しいので(マジョリカマジョルカはそういう理由でやめた)、
こういうシンプルな形がいいなと思います。
- キッカ ニュアンスカラーリッド 01/04
これはキッカについてのブログで書いたので。
ピンクのほうは、一色でまぶたが完成するので良い。
necomimii.hatenablog.com
下記ブログでも書いた。
necomimii.hatenablog.com
このパレット、右上の茶色のオイルベースがすごくよいので、
できればこれ一色で売って欲しい。
これもアイブロウと同じ理由で、カートリッジ式のものは使っていません。
- リキッドアイライナー
これどこのか忘れました。。
こ、恋コスメ…(震え声)。
とはいえ、確かにこれを使っているときは薄化粧になるし評判がいい。
- ビューラー
資生堂の。お馴染みの。
VOGUEのエディターズピックで見かけて、カールがそんなに続くなら買ってみよう…と思って買ったもの。
確かにカールが保つので値段分の働きはしてくれる。
www.vogue.co.jp
VOGUEのエディターズピックは割と面白いのでよく見ている。
いま赤を使っているんですが、年齢的にそろそろ落ち着きたいので
(あと、リップに比重を置くとなるとチークが真っ赤!というのがつらいので)
新しく出たBE-8を狙っています。これ可愛いと思う。
ロリポップピンクを使っています。はい…恋コスメです…。
お守り的に頬に一回軽くはたいています。
- キッカ メスメリックリップラインスティック
これもキッカのブログで語ったので。
キッカの鉄のコンセプト「発色しない」が発揮されていて最高。
004 Cassisを使用。
ジバンシィの黒リップが欲しかったんですが、すでに予約完売だったので、
色味が似てそうで評判がいいこちらを購入。
私はリップクリームを塗ったあとにざっと直塗りするんですが、
唇の色をワントーン落として濃くしてくれるので存在感が出て良い。
33番だったかな…?
結構べっとり付くので、これから口紅買う方は気に入った色味があっても、
シャインを買ったほうがよさそう。
私はリップクリーム塗ったあとに指でトントン馴染ませてます。
- ディオール リップマキシマイザー
言わずと知れた名作。これは切らしたくない。
どんな口紅でも、これを馴染ませれば自分の唇になってくれる気がします。
- ジョンマスターオーガニック リップカーム
商品一覧 | <NEW>リップカームに3種のフレーバーが登場! -≪公式≫ジョンマスターオーガニック セレクト
3つのフレーバーが新発売…だと…。
オリジナルなのでシトラス系の香りです。まあ、これでいいかな。。
でもラズベリーとかはパッケージに赤系の色が入ってかわいい。
それで
化粧ポーチ、いま付録の巾着を使っているのでとてもみすぼらしくてつらい感じです。
そろそろまともなものを買いたい。
いつも持ち歩いているのは、
リップクリーム・アイシャドウ(キッカのもの)・アイライナー(ペンシルのほう)、
それにukaのネイルオイルと、その日つけている口紅。
でもめったに化粧を直さないので、あまり意味が無いような気もするのだけど、、
はてな○○出し、割と面白いから積極的に出していきたい。
はてな「編む庭」と、わたし
はてな「編む庭」
editor.hatenastaff.com
「編集者のためのイベント」だったようですが、編集者ではないのに当選したので、
有給休暇使って行きました。
会場入ったら皆Macbook Air広げててびっくりした。
そうか、皆メモっていうとそういうものなのか。
全く違う発言があったら直します。
聞き書きなので、そういうことを話してたんだな程度に見てもらえれば…。録音しておくんだった。
公式なレポートが上記「編む庭」に上がるそうなので、そちらを楽しみに待ちましょう。(超待ってます)
追記(2016/02/24)
id:OKP さんによるまとめがすでに公開されてました!
moognyk.hateblo.jp
(というかここで言及いただいていた…ありがとうございます)
感想
高橋さんと毛利さんの対談では、本や情報の「勧められ方」についての話がよかった。
ソーシャルメディアは、情報の「拡散」はされるけど、そうじゃなくて
昔は「コミュニティ」とかの中で「この本を読め!」というのがあったよね、
情報が一点に集まっていたよね、という話が印象的。
また「ディレクターと編集者の違い」のあたりの話も。
ディレクターはマネタイズを考える人、編集者はコンテンツを考える人。
オウンドメディアは前者が主だったので、それの弊害が今出てる、つまりコンテンツの面倒を見る人がいないのでは、
というまとめ。
伊藤さんと内沼さんの対談では一貫して「はてなの編集について」が語られていた。
はてなの編集は、例えばはてなブックマークのカテゴリを作るのも「編集」。
また、その根底には「個人が書いた文章が全然知らない誰かに伝わるのがよい」というのが哲学があり、
「書くことと、それを見つけることが絶対的にいいこと」とされているという話。
はてなは「ダイアリー」と名乗っているから個人の、よくできた日記は会社として「好き」という話も、
なんだか丸ごと「インターネット」そのものを好きです、と延々話している感じになっていてよかった。
1. 谷口さん(はてな編集チーム)による今日の概要
・今日の対談には特にテーマはない。応募時にいただいた質問は読まれるかもしれない。
・懇親会ははてなのスイーツタイムを再現。
・編集部ブログにレポートが載る。
・はてなの編集って何してるの?(スライド)
はてなはwebサービスの会社なのでエンジニアやデザイナーはイメージしやすいが、編集はどんな仕事をしているのか。
・どんな編む仕事をしているのか
はてなブログを編む
オウンドメデイアを編む
はてなブックマークを編む
はてなニュースを編む
はてなブログを編む…いいブログを見つけて後押しする。Facebookページや週間はてなブログで紹介する。
オウンドメディアを編む…企業と一緒にいいメディアをつくる。
はてなブックマークを編む…自動と手動をいい塩梅に。よりたくさんの人に楽しんでもらう。カテゴリTOPのリニューアルや、公式アカウントの提供など。
はてなニュースを編む…拾う、聞く、書く。自社メディア。編集部は京都。一番「編集」っぽい。
つまり「いろいろ編む」。
いろんなサービスを編む人が、はてなの編集。技術以外の面を支えている。
2. (株)達人出版会の高橋さん×はてなの毛利さん(はてなブログチーム)
毛利「一番本が好きで、なおかつ理系の人」
ということで今回は高橋さんを招いたとのこと。
技術系の本(電子版)を作ったり販売するための会社。
日本Rubyの回を支援する団体の代表…などをやっています、と高橋さん。
高橋「はてなは、はてなアンテナから使ってます!便利でしたね」
毛利「今もありますよ(笑)」
高橋さんで忘れてならないのは「このコンピューター書がすごい」(池袋ジュンク堂で毎年行われるイベント)。
100〜200冊ぐらいが話題にあがる。
毛利「あれ全部読まれてるんですか?」
高橋「最後まで、という意味であれば、読んでません。もちろん全部目は通しています」
高橋「技術書は最後まで読むものではないと思います、必要なところのみ読む。実用書は必要なところだけ読めればいい」
Kindleの使われ方(使いやすいという人と、使いづらいという人に分かれるという話)
毛利「読んでる本のジャンルですかね?それとも、人ですかね?」
高橋「もちろん人もありますけど、ジャンルが大きいかなと」
このコンピューター書がすごい!イベントについて。
高橋「内容とかあんまり話す暇がない」
毛利「ほんとに高橋さんは本が好きですよね」
高橋さん、もともと大学の頃はSFとかミステリを読んでいて、先輩から本を勧められて読んだり読書会をやっていたとのこと。
ジャンル読みと呼ばれる人たちがいて、手広く、とにかく数を読んでいた。
高橋「コンピューター書はそういう人がいないので、珍しがられるのではないでしょうか」
毛利「先輩から後輩にそのジャンルの本が伝わるということですね」
高橋「数が多くなるとみんな追いかけきれなくなって、結局読まないってことありましたけど」
毛利「若者の読書離れ、何を読まなきゃいけないのかってことを教えてくれる人とか、何を読むべきか…みたいなことが分かる場所とかって今もそういうところがあるんですかね?今あなたはこれを読むべき、ってのが分かる場所はどこなのか」
高橋「コミュニティですかね、現役じゃないのでわからないんですけど…。その時々流行ってるコミュニティ…5〜10年ぐらい前はあったような気がするんですけど。みんなが集まってるところがないんですよね」
毛利「ソーシャルは拡散していくから、フォローしてる人の情報はあるんですけど…」
技術情報について。
いろんな発信の方法が出てきて、どのフォーマットにどういうメリットがあるのか。
高橋さんは達人出版会という会社で電子書籍をやっていて、毛利さんはブログをやっている。
毛利「裏番組でデブサミってのがあって(笑)、本来ならば高橋さんはそちらで発表してるんですけども」
高橋「(笑)」
毛利「個人でもブログで拡散する可能性は知ってるのに、どうして電子書籍の版元になられたんですか?」
高橋「もともとwebでやっていて、本には関わったことがないんですよね。webはどうやってお金を儲けるか?というマネタイズの問題が常にあるんですが、だいたい広告、課金、会員制で。読み物を会員制にするのは難しそうだし、課金は情報商材っぽい。そうすると広告モデルになりますよね。広告モデルは難しい。書き手と読み手の関係が難しくて、書き手が読み手のほうじゃなくて、広告主のほうを向いちゃう、どうしよう、と。その頃ちょうど電子書籍ができたんですよ」
毛利「電子書籍はどうですか?今のところは成功しているというか」
高橋「全然ですよ(笑)。5年〜6年目に入ったんですが、元年は2010年ごろ。Kindleとかkobo、ブックウォーカーとかが2010年でしたね。そこで作られるものが電子書籍だけでは儲からなくて、紙とセットじゃないといけない」
毛利「紙と連動するのはなかったんですか?」
高橋「大変そうだから、関わらないようにしておこうと(笑)。紙は更新ができないけど、電子書籍はできる。もし、ミスがあってもユーザーに更新してもらえるし、無料で交換ができる。コンテンツの更新ができるんです」
毛利「作る時のメリットみたいな…電子書籍オンリーであればクラウド上で済むとか」
高橋「そうですね、webデータですね」
毛利「はてなのユーザーさんに寄稿いただく場合は、下書きのブログを用意して下書き保存してもらうんです、それをコピペして本番に持っていく。そうすると便利なんですけど、編集履歴が見れないんでGitHubにあげて連携をとりたいんですけど…」
高橋「クラウドを使ったようなパブリッシングの仕組みは紙も同じようにできるはずなんですよね」
毛利「そうですね。そういうことやってる方、本日いらっしゃいます?」
(一人挙手)
毛利「ちなみに、どうされてます?」
(「Google Docsと、自社のフォームを提供しています」)
高橋「そもそもバージョン管理とはなんぞや?という話なんですよね」
毛利「…わかりますよね?えっと、誰がどこをいじったのか、というのが分かる仕組みですね」
(ここで高橋さんのスライド)
高橋「GitHubAtomっていうのがあってすごく便利なんです」
毛利「こういう前掛けかけたおっさんの」
高橋「Jenkinsですね」
(校正ツールのデモを行っていました。文法や単語にチェックが入る)
「たのしいRuby」第五版については、オープンソース的な編集になっている。
校正ツールを使って整えたのち、読者に見てもらい、修正が完了したらダウンロードできる、というもの。
毛利「リソースを分散すればいいじゃん、という。割とβ版的な段階で公開してしまうという方法ですね。これはジャンルによって全然違くて、IT系の本についてはスピード命なのでそういうことになる、と。情報を必要とする速さというか」
高橋「アーリーアクセスみたいな感じで、10章のなかの1章だけ売る感じ。オラクルとかそういうことやってますよね」
事前の質問タイム
何か質問があれば懇親会で…。
高橋「ネットで送ったものが紙になってるのいいですね」
Q. どんなところに人間の余地があるか
高橋「機械ができることでも、まだ全然達してない。人間が手を加えざるをえない」
Q. どうやったら編集者になれますか?
毛利「なりたいってことを若い人が思ってる?」
高橋「webでコンテンツを作ってる人の間では編集者って言わないのでは…」
毛利「webがニュースサイト作る時にコンテンツを作れる人がいないんですよね。一昨年、バイラルメディアにポジティブな意味があった頃、そういうイベントが渋谷であったんですよ」
高橋「ポジティブな意味って(笑)」(会場笑)
毛利「コンテンツクリエイターの話がききたかったのに、マネタイズの話しかされなくて。もちろんそれも大事なんですけど…。ディレクターはマネタイズなどをやるんですよね。編集者がやるべきことをしていない弊害があるんですよね」
高橋「人が見ないといけないよねってことですね」
毛利「マネタイズするのに広告を入れると、広告主の方を見てしまう。はてなブログでPVを稼いでいる人結構いますけど、Yahooのトレンドワード見て書いてるなって分かるんですよ」
高橋「あ、わかるんですね」
毛利「マネタイズしたいだけなんでしょうけど。PVはすごくあるんで。コンテンツを読む人、というよりかは検索エンジンの方を向いて書いてるな、って」
毛利「そういったものをなくしたくて企業メディアとかブランディングしないといけないんですよね。PVとかSNSのシェア数だけ見てると、別の方向に向いて書いてることになるので」
高橋「そういったことをなんとかするのが編集者で、事業として見る人がディレクター。そもそもかぶってる帽子が違うんですよね」
毛利「そうですね。どっちが悪いかとかじゃなくて、どっちを優先するか、って話です」
3. 内沼さん×はてなの伊藤さん
伊藤「一番最初の、はてなの編集についての話に沿ってやろうと思います」
はてなの編集ってなにしてるの?サービスに紐付いてやってるの?
内沼「はてなのサービスって結構あるじゃないですか、他のサービスには専任の編集者はいないんですか?」
伊藤「いま積極的に人数を増やしてるのははてなブログで、開発と同じぐらいいるんですよ」
内沼「そんなに人数がいて、何してるんですか?」
伊藤「いいブログを見つけて、後押しをするのが仕事です」
内沼「いいブログは、どうやって見つけるんですか?…あ、これわざと聞いてるんですよ」
(※司会進行的な聞き方でした)
伊藤「めちゃくちゃ見るんですよ。新着ブログを見たりして、みんなでウォッチしてるんです」
内沼「ただ読んで見てるだけ?」
伊藤「そうですよ、ほんとに。はてな見てるだけで幸せなんですよ」
内沼「(笑) いい仕事だな〜〜〜」
いいブログの基準とは
伊藤「はてな的には"ダイアリー"って言ってたぐらいなので、個人的、しっかり書いてる文章は尊重されます」
内沼「よくできてる記事より、後押ししたら面白そうなものを?」
なんのための編集なのか。
まず「見たい」。
内沼「はてなのブランディングのためですか?」
伊藤「結果的にそうなっただけで、はてなの社員ってもともとブログ読むの好きなんですよ。はてなダイアリー書きに出社してるようなもんで。はてなスターを社員同士でつけたりして、この人に届くといいなって思いながらエントリ書いて。そういうのを、ユーザーに対してやるんです」
内沼「いいブログを見つけて後押しをすると、どうお金になるんですか?」
伊藤「当然、はてなから巣立って行く人がいるわけで…本が出て売れて他のプラットフォームへ行く人とか。売れたからって急に接近するとかは、はてなは今までやってなかったんです。そこは良くも悪くもはてならしいというか。でも、いい書き手はずっと出るプラットフォームだった」
内沼「そもそも、ユーザーさんのブログをどうやって発掘しているのか、という話ですね」
企業と一緒にいいメディアをつくる
伊藤「もともとはてなブログのシステムを提供してたんですけど、そこに載せる記事がない、と。で、はてなブログにはいいブロガーさんがたくさんいる。ブロガーさんは好きに書いてた記事に原稿料を払ってもらえて皆に見てもらえるし、企業はメディアが作れる。元々はてな自体が書き手をたくさんかかえていて、企業を一緒にメディアを作れるんです」
内沼「やっぱり、はてなから声をかけられる方が嬉しいんですかね?」
伊藤「どうでしょう。声をかけるべき人が誰なのかっていうのはあるのかもしれないですね。でも、こういうメディアがあるよ!って、いいものがあったら見せる場所も提供できるっていうのは大きいかもしれません。はてなブックマークで、世に問えるというか」
自動と手動をいい塩梅に
伊藤「はてブは投票で全部回るけど、自動で出てるものが会社で見せたいものか?っていうのには常に気をつけています」
仕組みに直接介入はしないけど、開発者と一緒に考えていく、という感じ。
「自動」をチューニングしていくという感覚。
伊藤「たとえば、はてブのTOPにはてなブログ枠を作る、とかも編集ですね」
はてブにはてなブログが出た
↓
みんながいい文章に触れられた
(目的達成)
こういう世界が理想(個人の価値観)
はてな的にはどういう世界が理想なのか?
伊藤「個人が書いた文章が全然知らない誰かに伝わるのがよい、というのが哲学として浸透しているんですね。多分これはエンジニア的文化があるからだと思うんですが…。書くことと、それを見つけることが絶対的にいいこととされている」
どういうブログなのか、アメブロはどうなのか(ニュアンス的に)。
伊藤「みんな四六時中slackで喋ってて。ホッテントリもよく見るし、そうすると目線合わせができるんです」
内沼「じゃあ、これという基準は特にない」
伊藤「ないですね。逆にトップダウンは苦手だと思います」
内沼「雑誌だったら編集長がいるじゃないですか。でも、はてなにはそういう立場の人はいない、と」
伊藤「紙の編集をやってきた人からすると多分わからないと思うんですけど、本当にいないですね」
ただし、チームによってはもちろん「まとめ役」のように編集長がいる、とのこと。
内沼「面白い時ですね。本屋とはてなは元々近いところかなと思っていて。伊藤さん自身も個人でZINEを作ってるじゃないですか。そこでは編集長になるわけですけど、気持ち悪さはないですか?」
伊藤「極端なんだと思います。はてブは自分が関わらないのがベストで、機械化してもらう。ZINEは全部自分なので、そこでバランスをとっているのではないかなと」
内沼「ブログをたくさん持ってる人はそれに近いかもしれないですね。バランスをとる、という」
伊藤「占いの、石井ゆかりさんとかそうですね」
内沼「ああ」
伊藤「最近、あの週間占いのほうをtumblrにされてしまって…ちょっと惜しいな、と思ったんですが(笑)、それでも彼女が日常のことをかく日記を新たに作って、それははてなダイアリーなんですよね。占い部分は公の場所(tumblr)で、毎日更新で何かいいたいことがある、というのがはてなダイアリー」
内沼「はてなの世界観としてはフィットしてますね」
ブログとリトルプレスは、個人の日記と同じ。そんなに売れてないかもしれないけど、おいてくれる本屋がある。
B&B…個性を出したい、リトルプレスを置いている。
はてな…個人的なものを愛している(ブランド)
この二つは似ている
内沼「コンビニで売れるような雑誌よりリトルプレスのほうが売れるんですよ、B&Bは」
リトルプレスにおいて担当者は分けておらず、店長と内沼氏でやっている。
リトルプレスについては内沼氏がみている。
伊藤「リトルプレスの扱いを始めるってことは、口座を開くってことじゃないですか。それはどういうソフトを使ってるんですか?」
内沼「excel…いや、google docsのスプレットシートですね。表計算ソフト」
1対1でやるのがリトルプレス。
「何を扱うか」が本屋の違いなので「口座」情報のやりとりや共有は難しそう。
伊藤「ここくる前もB&Bに持って行ったんですけど、ここにおいてもらったら、吉祥寺の百年とか、渋谷のユトレヒトとかにも自動的に置くことになってくれないかな〜って思うんですよね」
内沼「リトルプレスの取次ですね」
内沼「紙とブログの違い派なんだと思いますか?」
伊藤「形になってるからいいですね」
内沼「面白いブログがあればそれでいいのかも、面白いブログを読んでいるから本を買わなくていい、というのもありそう」
誰でも作れるようになったということで、紙の本を作りたいって気持ちはなんなのか。
オープンしてからずっと「これを売ってください」と持ち込みがあるけれど。
内沼「個人の日記っぽいブログって減ってます?」
伊藤「はてなブログに勢いがあるので…。こういう風にはてなを使うべきだ、というのを超えてきていて。昔ながらの個人が書いたブログがずっといい、というわけでもないんですけど…」
内沼「伊藤さん個人は何が好きとかあるんですか」
伊藤「実はアノニマスダイアリーが好きなんですよ。news23の問題定期で取り上げられてて。この間の保育園の話なんですけど*1、でもネットで見つけた面白いもの、で終わりがちなんですよね。だから、社会に必要なものなんです!というのを言葉でいいたい。内沼さんなんか考えてくださいよ」
内沼「えっ…ていうかこれはいつからあるんですか」
伊藤「あれはワンパークさんって人みたい。すごい古いサービスで」
内沼「匿名ダイアリーって名前がいいですよね。そういう言葉にしたことによって生まれたものがあるはずで」
はてなの編集は「置く場所」を作る仕事でもある。
はてブは、カテゴリを作ることで切り口を与えている。
伊藤「最近作ったカテゴリだとジャニオタ系ですかね。でもすごいアツいんですよ。ジャニーズブログだけを出す一面を作ると、見てもらえたり、それによって書き手が増えて。そういうところにSMAPの話が出て、…それが編集、みたいな」
内沼「それは、紙の雑誌が特集と呼ぶ部分ですかね」
伊藤「特集って読んでます。こういうブログが上がってきてるとか、世の中のニュースをみて『面を作る』って」
はてなブックマークは速報性はない。「こういうのもある」とか、そのニュースを「咀嚼したもの」があがってくる。だから、保育園に絡めると「じゃあ保育園出してキャッチアップしましょう」って言っても、それはどうなの?ってなる。ユーザーから出てくるもののほうが、面を作ると長く使える。
内沼「毎日イベントやったらいいんじゃないですか?楽ですよ」
伊藤「毎日は…さすがに…」
毎日やるとその様子が一次情報になって記事になる。
伊藤「いいっすね」
伊藤「(イベントを毎日やってるB&Bにおいて)自分が変わる部分とかあるんですか?」
内沼「人とたくさん会うのはそんなに悪いことじゃない、ってことですかね」
店で一つの仕組みとして回っているので、イベントを用意するのが苦ではない。
伊藤「隣にいてもslackで話しちゃう」
slackは便利という話。
Q. 編成と編集の違い
A. 編成はルールがはっきりしている、編集は毎回違う、という感じ。
webメディアは編成的なものが多い。それはインターネットの成り立ちからして、そもそもルールが多いため。規律の有無。
裏側に管理ツールがある状態で、その管理ツールを使うのが編成。
紙の編集やってた人はちょっと窮屈かもしれない。ちょっとしたことでコミュニティが変わることが「おもしろい」と思うなら、向いてるかもしれない。紙とwebの編集は、違うスキルが問われると思う。
懇親会
レモンとポピーシードのカップケーキ(おいしい)とスコーン?(おいしい)をいただきました。
その中で、伊藤さんがずっと名刺を配っていたようで交換させていただけてよかったです。
また、はてなの中の方ともお話しできてとても嬉しかったんですが(名刺もいただいた)、
帰宅してからid見て「あっ…知ってる方々だ…ていうか伊藤さんって id:chillpoyo さんだったんだ…」みたいな気づきがありました。
次回イベントがあれば超高度な技術を使って、頭の上にはてなidとアイコンが表示されるといいなと思います。
(これ日本酒のイベントのときから言ってるな…)
わたしとCHICCAのこと
CHICCA(キッカ)の化粧品にここ最近とても入れ込んでおり、
すでに美容誌などでは取り上げられているので今更感が強いんですがメモを。
キッカについて
CHICCA【キッカ】 - 艶めく、ときめく。メイクで簡単に“エイジング・ケア”。 -
(※音量注意)
カネボウ系列。吉川康雄さんによる。
吉川康雄さんについては既にブログでも触れましたが、*1
その主義・主張は個人的には勇気を与えてくださるものだと思います。
www.asahi.com
これとか。
キッカは化粧品としては珍しく「発色をしない」ことを売りにしています。
メスメリックリップスティックは、その「5分の2発色」という単語が話題になった覚えがある。
ニュアンスカラーリッド
01 ピンクシェルがVOCEのベストコスメ第3位になっており、
気になって買ってみたらこれが大当たりだった。
私の瞼には大げさなグラデーションが映えるけど、そういう「がっつりアイメイク」は今の気分じゃない。
かといってラメでキラキラしたアイシャドウを塗るのも気分じゃない。
そういう時に「ニュアンス」を与えてくれて、すっぴんよりはちゃんとしている。という化粧になります。
instagramあたりで話題のクボメイク*2の影響を受けて、先日04 ベイビーブルーアイも買いました。
上瞼はこの水色(水色に発色はしませんが)をつけて、下瞼はこれの上にピンミラをつける、という化粧が今の所安定。
ラヴィッシンググロウ ソリッドファンデーション
もともとファンデーションを塗るのが苦手で、いつもTHREEの下地を適当に塗っていた毎日でしたが、
これは本当に塗るのが簡単(ステンシルなので)。
スポンジでトントンしたのち、自分の両手で顔を覆って馴染ませると肌がすごくきれいになる。
小鼻の赤みもきちんと消えます。かつ、厚化粧にならない。
普段はマキアージュのCCクリームで化粧してますが、ちゃんとしたい時にはこれを使います。
メスメリックリップラインスティック
03 フルーティーコーラルを使用。
確か02と03の発色がよく、04と05はツヤを与える感じ…なのだそうです。
「擬似唇」というコンセプトが示す通り、発色は弱く、多分あまりしていません。
リップクリームを塗ったうえにこれを塗ることで、
素の唇がワントーン明るくなった印象になります。
私はこれで唇を塗りつぶしたのち、
中央部にのみYSLの口紅を乗せてDiorのマキシマイザー等でなじませる、という使い方をします。
ちなみに、単品だと唇が「きちんと存在感を得る」という感じの発色になります。よい。
まとめ
キッカ最高〜〜〜✌︎
17日に限定色のプレストパウダーが出るのでそれが気になっています。
オンラインストアはあるけど、新宿伊勢丹・銀座三越・日本橋高島屋および日本橋三越。という4店舗のみ。
最近はなんだかやたらと混んでいます。
でも、素の肌および唇から色が透けるということが要なので、絶対にタッチアップはしたほうが良いと思います。
私はメスメリックリップラインスティックにおいて、当初は02を買う予定でしたが、
タッチアップしたら03の方が良かったのでそちらにしました。
キッカ最高〜〜〜〜〜〜
# 追記
前職の同僚(というか先輩ですね)であったらむさんがブログで私に言及してくださっていたので
あらぶって書きました。同じような熱量で化粧品の話ができる知人友人その他もろもろ。の存在というのは、
なんていうかかなり大事なのだなと思います。
scyklife.jugem.jp
らむさんのブログ読んで、とりあえずクリニーク気になりました。
*1:「一重まぶたでそのまま生きていく」 http://necomimii.hatenablog.com/entry/2016/01/04/125902
*2:ヘアメイクの久保さん的には青みを足すのがいいらしいですよ。参考は下記。 http://mery.jp/203095
料理本の話をしよう
クックパッドやNHKのサイト、個人のブログ、その他もろもろ、
でレシピが簡単に見られるようになった今でも
私はいわゆる「レシピ本」、料理の本がとても好きで
気になると買ってしまう。
たまにオススメの料理本を訊かれることがあるので、メモとして。
なかしましほ「ごはんですよ」「おやつですよ」
- 作者: なかしましほ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/04/22
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 74回
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- 作者: なかしま しほ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 18回
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なかしましほさんのおやつレシピなどは、ほぼ日での連載もある*1ので
作った方が多いと思う。この方、ごはんのレシピもとっても簡単でオススメです。
ごはんのレシピがどんなものかは、下記「北欧、暮らしの雑貨店」のサイトで見ることができる。
繰り返し作るのは「しょうがたっぷりキーマカレー」と「スパニッシュオムレツ」(の、ケチャップ)。
特に「キーマカレー」は、書籍「ごはんですよ」の表紙にもなっているけれど、
とにかく生姜がたくさん入っていて、ピリリと辛い「凝った家庭料理」の味がする。
複雑な手順がないので、ごはんレシピはオススメ。
また、なかしましほさんのレシピといえばクッキーだと思うけれど、
こちらもバターを使わないせいか生地がダレないので狙った通りに焼きやすい(と思う)。
素朴な味ではあるけれど、この書籍の中にある「ココアとマーマレードのクッキー」なんかは、
この中ではキャッチーな味だし作り方も簡単(型抜きではない)なので、作ってみて欲しい。
- 作者: なかしましほ
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2009/10
- メディア: ムック
- 購入: 18人 クリック: 450回
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「今日の料理ビギナーズ」の雑誌
NHK きょうの料理ビギナーズ 2016年 01 月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2015/12/21
- メディア: 雑誌
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「今日の料理ビギナーズ」は、その名の通り料理初心者向けのNHKの番組で、
それのテキストがこの雑誌。
私はこの雑誌で「にんにくのみじん切り」を覚えました。そのぐらい、初歩の初歩。
NHK きょうの料理ビギナーズ 2014年 02月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/01/21
- メディア: 雑誌
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厚揚げを抜いて、れんこん・クレソン・塩昆布で作ることが多いけれど、これが美味しい。
平野由希子さんの本にハズレなし。
- 作者: 平野由希子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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煮込みハンバーグ、牛肉のラグーパスタ、マッシュルームのソースで和えたパスタ、
パクチーの入ったポテトサラダ、あと何だっけ…ハムと長ネギとチーズの簡単サラダ。
とにかく、平野由希子さんの本に紹介されているレシピは美味しい。という刷り込みは、
この本から始まった。
そこそこ複雑な手順ではあるものの、レシピは特に意地の悪いところはなく、
変な省略や「別途取っておいたタレやだしを使う」みたいな、面倒なこともない。
そういえば、下の本の「そばサラダ」も作ったけど、これも美味しかったな。
- 作者: 平野由希子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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エッセイのようなもの
ご飯を作る気分を「あげる」参考になるのは、クウネルから出ているような、
ご飯の空気を伝えてくれる本たちだ。
クウネルといえばお弁当も有名だけど(サイトでも連載があるし)*2、「ただいま食事中」が好きだ。
- 作者: クウネルまんぷく隊
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2011/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いろいろな職業の人の食事の風景を紹介したもの。食事日記のようなものだけど、
これが本当にバラエティに富んでて面白い。
冷凍食品をうまく活用する人、飲んべえの人、昼夜逆転の人など…。
食事、自分が楽しければある程度はいいのだろうな、という気分にさせてくれる。
帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫)
- 作者: 高山なおみ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 文庫
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実は高山なおみさんのレシピはほぼ作ったことがなくて、唯一作ったことがあるといえば、
「メキシコ風ココア」と、チクタク食卓を参考にして作った「グリーンカレー」ぐらい。
読み物として面白いので、こちらへ入れておいた。また何か作ったら、レシピ本として紹介するかもしれない。
*1:「小さなレシピを1ダース」 http://www.1101.com/12/index.html