みんなのベストコスメが読みたすぎて、まず隗より始めよの精神で私が書きます。
ベースメイク部門
ADDICTION / ザ ファンデーション リフトグロウ
小田切ヒロ様が褒めちぎってたり*1、各誌のベストコスメで名前が上がりまくってたりして*2今年はこれなのかな〜と思っていました。
ファンデーションを選ぶときに考えるのは「どのぐらい肌を作り込みたいか」で、私はいついかなる時もあんまり作り込みすぎない肌が好きです。だから過去にはCCクリームとか買ったりしてる*3。
あとはツヤとマットどちらに振るか?みたいなところも考えるんだけど、これは「セミマット」ぐらいがいいかな、と思っている。私の場合はあまりマットに振ると老ける気がする。
で、リフトグロウの話に戻るんだけど、これはツヤです。
あとあまりカバーしない。小鼻の赤みとかについては私の小鼻が汚いのはあるけど、そこまでフォローしてくれない。なので別途何かを使う必要がある。ちなみにタッチアップの時はADDICTIONの緑の下地を塗ってもらったけどこれもすごくよかった。あ、コンシーラーじゃなくてこれで肌の赤みをカバーするのね、という衝撃がありました。
で、ADDICTIONが推奨しているのは濡らしたスポンジを使うこと。スポンジで叩き込むように仕上げると、いい感じに肌は均一になり、隠したいところ(色ムラとか)がきちんと隠れるけど、そこまで化粧感はない。軽やかになる。しかしツヤが少し出るので、生き生きとしている。
これはなるほどねえ、みんな好きだよね、と思いました。
資生堂のファンデと迷ったけどADDICTIONにしたのは価格によるものです*4。
サンプル使った感じだとそこまで差はないように感じた。
Dior / ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー
今年の上半期はこれと共にあった。確か友人たちと小田切ヒロ様の動画を見て影響されてわいわい買ったのだった。
適当な日焼け止めを塗った後、これを目の下の三角ゾーンと気になるところに叩き込むとパッと肌が綺麗になる。コンシーラーをほぼ全顔に叩き込んでいるので当たり前なんだけど。
リニューアル前のものも持っていたけど、リニューアル後のものが断然良かった。よく伸びてひび割れない。
小田切ヒロ様が褒めちぎってた明るい色を買ったんだったかな、まあよく使いました。
ファンデーションを買ったのはコンシーラーがなくなったからというのもあるけど、単純にもう少しカバー力がない、作り込まれてない肌のほうがいいなと思ったからだった。
ORBIS / リンクルブライト UV プロテクター
日焼け止め何を使えばいいのか問題は毎年起き、毎年これしか考えられない!みたいなものを見つけられずに過ぎてゆく。ボディ用はアリィーのジェルタイプが一番好きなんだけど、顔はどうしよう?と毎年思う。
ラブミータッチも良さそうだったし*5、アリィーも悪くはない*6。フラーレンも過去に使ってたけど普通だった*7。
もはや顔用の日焼け止めがキシキシするというのは過去のことになりつつあるのだ、というのを再実感した年だった。何を試しても使い心地がいいのは当然で、その上で何を選ぶか?が重要だった。
タイムラインでおバズり申し上げていたカバーマークも検討したが、まあ〜私には高価すぎる*8。
日焼け止めって消耗品なので、皮膚のスキンケア効果がありつつ持続可能と思われる値段…と思ったところオルビスに落ち着いた*9。
ポーラオルビスグループの社としての姿勢はそんなに好きではないんだけど*10、日焼け止めについては使い心地がいいので続けている。今年2本買った。
fillimilli / ウォータリーパフ
友人に勧められて買ったもの。水を含ませて使うスポンジなんだけど、好きすぎて3つある*11。
Diorのコンシーラーを叩き込むとき、ADDICTIONのファンデーションを叩き込むとき、指でもいいことはいいのだがこれを使った方が仕上がりがきれい。指で塗るより厚ぼったくならず、均一に仕上がるように思う。
洗うのが面倒なんだけど、肌の仕上がりを見ると「これ使ったほうがいいな」となる。旅行とかはちょっと持っていけないので、皆旅行先ではどうしてるんだろう(私は諦めて指で塗りました)。
今年のベース部門のベストバイを聞かれたら迷わずこれを挙げる。
NARS / ソフトマットアドバンスト パーフェクティングパウダー
これも小田切ヒロ様が…私は小田切ヒロ様の影響下にいすぎ。
毛穴が隠れるマットなプレストパウダー。ADDICTIONのリフトグロウのツヤ感が気にならないのはこれを軽く載せているからだ。ただかなり化粧感は出るので乗せすぎ注意と思う。
色は03124、ピンクベース?の一番暗い色らしいんだけど、その暗さが発揮されるぐらい濃くつけないので実際何をつけてもいいと思う。
よく考えたらSPURの記事で小田切ヒロ様が提案していた化粧が良くて(ページ内の2つめ)、あ、このパウダーじゃん!真似できる!と思ってからファンデーションもアイシャドウも買った気がする。
spur.hpplus.jp
NARSの虹色のパウダーは恋人が使っていて良さそうだったので、来年復刻されたら欲しい。あちらはあまり化粧感が出ない。
メイクアップ部門
celvoke / ヴァティック アイパレット
08番のピンクテーラード。2023秋コスメ特集!みたいなものを読んで気になっていたんだけど、スルーしていて、でも気が向いて最近買ったらかなり似合うムードだったので…。
SUQQUのコフレのラメましましくすみカラー*12があまり私にハマらなかったこともあり、celvoke助けて…と思ってたらこれが結構ハマった。
celvokeについてはマッシュ系列でしょ、みたいな舐めた感想があって、でもブランド開始時からずっと出している黒いアイシャドウは気になっていた。代官山のコスメキッチンでどかーんと売り場を占拠していたのを覚えている。
パレットの話に戻るんだけど、ピンク〜ベージュで、きれいで、締め色がないパレットはいつも似合わなかった。なんか目の雰囲気が出ないから唇に色を足すんだけど、このマスク全盛の時代にそれはできない。
じゃあどうするの、という時の答えのようなパレットだった。
顔立ち的に黒が不得意ではない(得意でもない)ので、このアイシャドウにセットされている「透け感のある黒」は「弱い囲み目」をやりたい私にはぴったりだった。
黒をチップでぼかしてぼかして、目の存在感を高める感じの使い方をしている。この透け感がキモなのだろう。一重瞼でも重たくなりません!たぶん。
www.vogue.co.jp
VOGUEでやっている化粧を真似して、普段は使わないリキッドチークを広げたりして…こういうふうにやりたい、と思わせてくれる化粧が提案されていてよかった。
いや、正直舐めてました。調べたらこの2023AWからメイクアップアーティストの方のディレクションに変わったとのこと。ヒットアイテムも出てたし、さすがだなと思う。他のパレットを見てもなるほど使いづらそうと思いつつ、使ってみたい!という組み合わせが多かった*13。あと限定のマルチパレットも気になっています。
スキンケア編
まとめ
今年は満足のいくリップになかなか出会えなかった。
できれば一本で済む、悪役のような色のリップをつけたいんだけどなかなかそうもいかない。すごく強いて言うと、タカミのリップクリームは、さすがにお高いだけあってよかったです。ねっちり保湿されるので、いつも使っているドクターハウシュカのリップが少し物足りなくなってしまった。
でも私が欲しいのは口紅とかリキッドルージュなんだよう。
*2:各誌のベスコスは本当に面白くてファッション誌は独自傾向があるので見てみると面白いです
*3:資生堂のCCクリーム好きだったな。何も考えずに塗っても肌綺麗に見えるのが好きだった
*4:貧乏が憎いよね。しかし「肌が疲れない」みたいな感想は私はなかったよ、資生堂について。ま〜好みだと思います
*5:友人が使っていてよさそうだった
*6:よくもない。顔に使うにしては乾燥するので
*7:楽天にあるやつ。これは乾燥するだろというテクスチャーなんだけどそこまで気にならなかった
*8:1まんえんって。
*9:当然安くはないのだが
*10:なんかステマ〜とか色々やってんな〜と思わせるものはあるよな…過去にそれで問題になってた気がするしな…あとやたらインナーケア出すよね…
*11:洗い替えとして
*12:六花。パレットの佇まいとしては大変可愛いのだがタッチアップせずに買ったのでま〜〜〜〜という感じだった。いや可愛いんだけど、写真に映ると瞼だけ浮くんです…
*13:黄色と水色のパレットとかめちゃくちゃ可愛いと思う。パーソナルカラー的に不得意だとは思うが…
*14:昔あったエテュセのコームタイプのマスカラが大変良かった。水色っぽいメタリックなパッケージだったと思っているけど…金色のやつは束感出て微妙だったんだよな。昔話です。なんであれらを廃盤にしたんだろう…
*15:VTのシカ系の独特の匂いは使っていくうちに慣れる。ルルルンも好きだがマスクの形とテクスチュアが微妙に私には合わないのだった