手帳の季節になっていた。いつの間に?
ほぼ日手帳を使っていた頃はこんなに悩むことがなかったので、ラクではあった。
8月からそわそわし、9月1日になるとロフトかオンラインストアで買ってしまえば安心だった。
手帳を買うとき、来年の過ごし方を少しだけ決めている感覚がある。
来年の私はこんな大きい手帳を持ち歩くだろうか。バーチカルなんて使うだろうか。一日一ページも書けるだろうか?
それともどんな色のカバーを使うだろう。ランドセルを選んだ時のようだ。
今の自分のお気に入りが、果たして手帳を使うときの自分のお気に入りなのだろうか?
いろいろな理由があって、それまで使っていたほぼ日手帳をやめてしまった。
やめたあとが大変で、なにせ10年ほど使っていた手帳だったので「しっくりくる」手帳探しは難航した。
無印良品の文庫本サイズの手帳は使いやすかったし、1日1ページと規定されていない手帳に日記を書いたこともあった。
しかしどれも次年度も使おうという気にはなれなかった。
今年ふとSUNNY手帳というものを使ってみた。
楽天ROOMで知った手帳で、「1年を晴れにする」というコピーに少しだけ惹かれた。
ウィークリーとマンスリーで迷った結果、1年の途中から使い出したこともあって、ページ数が少ないマンスリーを選んで買ってみた。
そこまで期待していなかったせいなのか、手帳自体が大きいからか。
なんとなくよい手触りでものごとを書き出せた。
ほぼ日手帳を使っていたときとも、その他の手帳を使っていたときとも、違う感覚で。
最近はバレットジャーナルのメモ帳みたいになっているけど、それはそれ。
来年はSUNNY手帳のウィークリーを買うから、そこで日々の簡単なタスクを書き出して管理するつもり。
ほら、来年の過ごし方をもう決めている。
今年はなんとなく紫色が気になっていたので、来年の私にも薄い紫色を使ってもらうことにした。
そういえば、先日買ったひとりっぷ×レスポートサックのインナーカラーも紫色だ。
もしかしたら紫色が気になっていたのかもしれない。
そのようにして、来年の私がちょっとだけ決まっていく、この時期は素敵だと思う。
先日ロフトの手帳売り場に行ったら、そういう私みたいな人がたくさんいた。
みんなこの時期から来年のことを考えるんだな。
次の手帳にはどんなことが書きつけられるんだろう。