ネコミミにひかりあれ

エッセイを書いています。

はてな「編む庭」と、わたし

はてな「編む庭」

editor.hatenastaff.com
「編集者のためのイベント」だったようですが、編集者ではないのに当選したので、
有給休暇使って行きました。

会場入ったら皆Macbook Air広げててびっくりした。
そうか、皆メモっていうとそういうものなのか。

全く違う発言があったら直します。
聞き書きなので、そういうことを話してたんだな程度に見てもらえれば…。録音しておくんだった。
公式なレポートが上記「編む庭」に上がるそうなので、そちらを楽しみに待ちましょう。(超待ってます)

追記(2016/02/24)

id:OKP さんによるまとめがすでに公開されてました!
moognyk.hateblo.jp
(というかここで言及いただいていた…ありがとうございます)

感想

高橋さんと毛利さんの対談では、本や情報の「勧められ方」についての話がよかった。
ソーシャルメディアは、情報の「拡散」はされるけど、そうじゃなくて
昔は「コミュニティ」とかの中で「この本を読め!」というのがあったよね、
情報が一点に集まっていたよね、という話が印象的。

また「ディレクターと編集者の違い」のあたりの話も。
ディレクターはマネタイズを考える人、編集者はコンテンツを考える人。
オウンドメディアは前者が主だったので、それの弊害が今出てる、つまりコンテンツの面倒を見る人がいないのでは、
というまとめ。

伊藤さんと内沼さんの対談では一貫して「はてなの編集について」が語られていた。
はてなの編集は、例えばはてなブックマークのカテゴリを作るのも「編集」。
また、その根底には「個人が書いた文章が全然知らない誰かに伝わるのがよい」というのが哲学があり、
「書くことと、それを見つけることが絶対的にいいこと」とされているという話。
はてなは「ダイアリー」と名乗っているから個人の、よくできた日記は会社として「好き」という話も、
なんだか丸ごと「インターネット」そのものを好きです、と延々話している感じになっていてよかった。

1. 谷口さん(はてな編集チーム)による今日の概要

・今日の対談には特にテーマはない。応募時にいただいた質問は読まれるかもしれない。
・懇親会ははてなのスイーツタイムを再現。
・編集部ブログにレポートが載る。

はてなの編集って何してるの?(スライド)
はてなwebサービスの会社なのでエンジニアやデザイナーはイメージしやすいが、編集はどんな仕事をしているのか。
・どんな編む仕事をしているのか
はてなブログを編む
オウンドメデイアを編む
はてなブックマークを編む
はてなニュースを編む

はてなブログを編む…いいブログを見つけて後押しする。Facebookページや週間はてなブログで紹介する。
オウンドメディアを編む…企業と一緒にいいメディアをつくる。
はてなブックマークを編む…自動と手動をいい塩梅に。よりたくさんの人に楽しんでもらう。カテゴリTOPのリニューアルや、公式アカウントの提供など。
はてなニュースを編む…拾う、聞く、書く。自社メディア。編集部は京都。一番「編集」っぽい。

つまり「いろいろ編む」。
いろんなサービスを編む人が、はてなの編集。技術以外の面を支えている。

2. (株)達人出版会の高橋さん×はてなの毛利さん(はてなブログチーム)

毛利「一番本が好きで、なおかつ理系の人」
ということで今回は高橋さんを招いたとのこと。

技術系の本(電子版)を作ったり販売するための会社。
日本Rubyの回を支援する団体の代表…などをやっています、と高橋さん。

高橋「はてなは、はてなアンテナから使ってます!便利でしたね」
毛利「今もありますよ(笑)」

高橋さんで忘れてならないのは「このコンピューター書がすごい」(池袋ジュンク堂で毎年行われるイベント)。
100〜200冊ぐらいが話題にあがる。
毛利「あれ全部読まれてるんですか?」
高橋「最後まで、という意味であれば、読んでません。もちろん全部目は通しています」

高橋「技術書は最後まで読むものではないと思います、必要なところのみ読む。実用書は必要なところだけ読めればいい」
Kindleの使われ方(使いやすいという人と、使いづらいという人に分かれるという話)
毛利「読んでる本のジャンルですかね?それとも、人ですかね?」
高橋「もちろん人もありますけど、ジャンルが大きいかなと」

このコンピューター書がすごい!イベントについて。

高橋「内容とかあんまり話す暇がない」
毛利「ほんとに高橋さんは本が好きですよね」

高橋さん、もともと大学の頃はSFとかミステリを読んでいて、先輩から本を勧められて読んだり読書会をやっていたとのこと。
ジャンル読みと呼ばれる人たちがいて、手広く、とにかく数を読んでいた。

高橋「コンピューター書はそういう人がいないので、珍しがられるのではないでしょうか」
毛利「先輩から後輩にそのジャンルの本が伝わるということですね」
高橋「数が多くなるとみんな追いかけきれなくなって、結局読まないってことありましたけど」
毛利「若者の読書離れ、何を読まなきゃいけないのかってことを教えてくれる人とか、何を読むべきか…みたいなことが分かる場所とかって今もそういうところがあるんですかね?今あなたはこれを読むべき、ってのが分かる場所はどこなのか」
高橋「コミュニティですかね、現役じゃないのでわからないんですけど…。その時々流行ってるコミュニティ…5〜10年ぐらい前はあったような気がするんですけど。みんなが集まってるところがないんですよね」
毛利「ソーシャルは拡散していくから、フォローしてる人の情報はあるんですけど…」

技術情報について。
いろんな発信の方法が出てきて、どのフォーマットにどういうメリットがあるのか。
高橋さんは達人出版会という会社で電子書籍をやっていて、毛利さんはブログをやっている。

毛利「裏番組でデブサミってのがあって(笑)、本来ならば高橋さんはそちらで発表してるんですけども」
高橋「(笑)」
毛利「個人でもブログで拡散する可能性は知ってるのに、どうして電子書籍の版元になられたんですか?」
高橋「もともとwebでやっていて、本には関わったことがないんですよね。webはどうやってお金を儲けるか?というマネタイズの問題が常にあるんですが、だいたい広告、課金、会員制で。読み物を会員制にするのは難しそうだし、課金は情報商材っぽい。そうすると広告モデルになりますよね。広告モデルは難しい。書き手と読み手の関係が難しくて、書き手が読み手のほうじゃなくて、広告主のほうを向いちゃう、どうしよう、と。その頃ちょうど電子書籍ができたんですよ」
毛利「電子書籍はどうですか?今のところは成功しているというか」
高橋「全然ですよ(笑)。5年〜6年目に入ったんですが、元年は2010年ごろ。Kindleとかkoboブックウォーカーとかが2010年でしたね。そこで作られるものが電子書籍だけでは儲からなくて、紙とセットじゃないといけない」
毛利「紙と連動するのはなかったんですか?」
高橋「大変そうだから、関わらないようにしておこうと(笑)。紙は更新ができないけど、電子書籍はできる。もし、ミスがあってもユーザーに更新してもらえるし、無料で交換ができる。コンテンツの更新ができるんです」
毛利「作る時のメリットみたいな…電子書籍オンリーであればクラウド上で済むとか」
高橋「そうですね、webデータですね」
毛利「はてなのユーザーさんに寄稿いただく場合は、下書きのブログを用意して下書き保存してもらうんです、それをコピペして本番に持っていく。そうすると便利なんですけど、編集履歴が見れないんでGitHubにあげて連携をとりたいんですけど…」
高橋「クラウドを使ったようなパブリッシングの仕組みは紙も同じようにできるはずなんですよね」
毛利「そうですね。そういうことやってる方、本日いらっしゃいます?」
(一人挙手)
毛利「ちなみに、どうされてます?」
(「Google Docsと、自社のフォームを提供しています」)
高橋「そもそもバージョン管理とはなんぞや?という話なんですよね」
毛利「…わかりますよね?えっと、誰がどこをいじったのか、というのが分かる仕組みですね」

(ここで高橋さんのスライド)

高橋「GitHubAtomっていうのがあってすごく便利なんです」
毛利「こういう前掛けかけたおっさんの」
高橋「Jenkinsですね」

(校正ツールのデモを行っていました。文法や単語にチェックが入る)

「たのしいRuby」第五版については、オープンソース的な編集になっている。
校正ツールを使って整えたのち、読者に見てもらい、修正が完了したらダウンロードできる、というもの。
毛利「リソースを分散すればいいじゃん、という。割とβ版的な段階で公開してしまうという方法ですね。これはジャンルによって全然違くて、IT系の本についてはスピード命なのでそういうことになる、と。情報を必要とする速さというか」
高橋「アーリーアクセスみたいな感じで、10章のなかの1章だけ売る感じ。オラクルとかそういうことやってますよね」

事前の質問タイム
何か質問があれば懇親会で…。

高橋「ネットで送ったものが紙になってるのいいですね」

Q. どんなところに人間の余地があるか
高橋「機械ができることでも、まだ全然達してない。人間が手を加えざるをえない」

Q. どうやったら編集者になれますか?
毛利「なりたいってことを若い人が思ってる?」
高橋「webでコンテンツを作ってる人の間では編集者って言わないのでは…」
毛利「webがニュースサイト作る時にコンテンツを作れる人がいないんですよね。一昨年、バイラルメディアにポジティブな意味があった頃、そういうイベントが渋谷であったんですよ」
高橋「ポジティブな意味って(笑)」(会場笑)
毛利「コンテンツクリエイターの話がききたかったのに、マネタイズの話しかされなくて。もちろんそれも大事なんですけど…。ディレクターはマネタイズなどをやるんですよね。編集者がやるべきことをしていない弊害があるんですよね」
高橋「人が見ないといけないよねってことですね」

毛利「マネタイズするのに広告を入れると、広告主の方を見てしまう。はてなブログでPVを稼いでいる人結構いますけど、Yahooのトレンドワード見て書いてるなって分かるんですよ」
高橋「あ、わかるんですね」
毛利「マネタイズしたいだけなんでしょうけど。PVはすごくあるんで。コンテンツを読む人、というよりかは検索エンジンの方を向いて書いてるな、って」

急上昇ワード ピックアップ - Yahoo!検索データ

毛利「そういったものをなくしたくて企業メディアとかブランディングしないといけないんですよね。PVとかSNSのシェア数だけ見てると、別の方向に向いて書いてることになるので」
高橋「そういったことをなんとかするのが編集者で、事業として見る人がディレクター。そもそもかぶってる帽子が違うんですよね」
毛利「そうですね。どっちが悪いかとかじゃなくて、どっちを優先するか、って話です」

3. 内沼さん×はてなの伊藤さん

伊藤「一番最初の、はてなの編集についての話に沿ってやろうと思います」

はてなの編集ってなにしてるの?サービスに紐付いてやってるの?

内沼「はてなのサービスって結構あるじゃないですか、他のサービスには専任の編集者はいないんですか?」
伊藤「いま積極的に人数を増やしてるのははてなブログで、開発と同じぐらいいるんですよ」
内沼「そんなに人数がいて、何してるんですか?」
伊藤「いいブログを見つけて、後押しをするのが仕事です」
内沼「いいブログは、どうやって見つけるんですか?…あ、これわざと聞いてるんですよ」
(※司会進行的な聞き方でした)
伊藤「めちゃくちゃ見るんですよ。新着ブログを見たりして、みんなでウォッチしてるんです」
内沼「ただ読んで見てるだけ?」
伊藤「そうですよ、ほんとに。はてな見てるだけで幸せなんですよ」
内沼「(笑) いい仕事だな〜〜〜」

いいブログの基準とは

伊藤「はてな的には"ダイアリー"って言ってたぐらいなので、個人的、しっかり書いてる文章は尊重されます」
内沼「よくできてる記事より、後押ししたら面白そうなものを?」

なんのための編集なのか。
まず「見たい」。

内沼「はてなブランディングのためですか?」
伊藤「結果的にそうなっただけで、はてなの社員ってもともとブログ読むの好きなんですよ。はてなダイアリー書きに出社してるようなもんで。はてなスターを社員同士でつけたりして、この人に届くといいなって思いながらエントリ書いて。そういうのを、ユーザーに対してやるんです」
内沼「いいブログを見つけて後押しをすると、どうお金になるんですか?」
伊藤「当然、はてなから巣立って行く人がいるわけで…本が出て売れて他のプラットフォームへ行く人とか。売れたからって急に接近するとかは、はてなは今までやってなかったんです。そこは良くも悪くもはてならしいというか。でも、いい書き手はずっと出るプラットフォームだった」
内沼「そもそも、ユーザーさんのブログをどうやって発掘しているのか、という話ですね」

企業と一緒にいいメディアをつくる
伊藤「もともとはてなブログのシステムを提供してたんですけど、そこに載せる記事がない、と。で、はてなブログにはいいブロガーさんがたくさんいる。ブロガーさんは好きに書いてた記事に原稿料を払ってもらえて皆に見てもらえるし、企業はメディアが作れる。元々はてな自体が書き手をたくさんかかえていて、企業を一緒にメディアを作れるんです」
内沼「やっぱり、はてなから声をかけられる方が嬉しいんですかね?」
伊藤「どうでしょう。声をかけるべき人が誰なのかっていうのはあるのかもしれないですね。でも、こういうメディアがあるよ!って、いいものがあったら見せる場所も提供できるっていうのは大きいかもしれません。はてなブックマークで、世に問えるというか」

自動と手動をいい塩梅に
伊藤「はてブは投票で全部回るけど、自動で出てるものが会社で見せたいものか?っていうのには常に気をつけています」
仕組みに直接介入はしないけど、開発者と一緒に考えていく、という感じ。
「自動」をチューニングしていくという感覚。
伊藤「たとえば、はてブのTOPにはてなブログ枠を作る、とかも編集ですね」

はてブはてなブログが出た

みんながいい文章に触れられた
(目的達成)

こういう世界が理想(個人の価値観)
はてな的にはどういう世界が理想なのか?

伊藤「個人が書いた文章が全然知らない誰かに伝わるのがよい、というのが哲学として浸透しているんですね。多分これはエンジニア的文化があるからだと思うんですが…。書くことと、それを見つけることが絶対的にいいこととされている」

どういうブログなのか、アメブロはどうなのか(ニュアンス的に)。
伊藤「みんな四六時中slackで喋ってて。ホッテントリもよく見るし、そうすると目線合わせができるんです」
内沼「じゃあ、これという基準は特にない」
伊藤「ないですね。逆にトップダウンは苦手だと思います」

内沼「雑誌だったら編集長がいるじゃないですか。でも、はてなにはそういう立場の人はいない、と」
伊藤「紙の編集をやってきた人からすると多分わからないと思うんですけど、本当にいないですね」
ただし、チームによってはもちろん「まとめ役」のように編集長がいる、とのこと。

内沼「面白い時ですね。本屋とはてなは元々近いところかなと思っていて。伊藤さん自身も個人でZINEを作ってるじゃないですか。そこでは編集長になるわけですけど、気持ち悪さはないですか?」
伊藤「極端なんだと思います。はてブは自分が関わらないのがベストで、機械化してもらう。ZINEは全部自分なので、そこでバランスをとっているのではないかなと」
内沼「ブログをたくさん持ってる人はそれに近いかもしれないですね。バランスをとる、という」
伊藤「占いの、石井ゆかりさんとかそうですね」
内沼「ああ」
伊藤「最近、あの週間占いのほうをtumblrにされてしまって…ちょっと惜しいな、と思ったんですが(笑)、それでも彼女が日常のことをかく日記を新たに作って、それははてなダイアリーなんですよね。占い部分は公の場所(tumblr)で、毎日更新で何かいいたいことがある、というのがはてなダイアリー
内沼「はてなの世界観としてはフィットしてますね」

ブログとリトルプレスは、個人の日記と同じ。そんなに売れてないかもしれないけど、おいてくれる本屋がある。

B&B…個性を出したい、リトルプレスを置いている。
はてな…個人的なものを愛している(ブランド)
この二つは似ている

内沼「コンビニで売れるような雑誌よりリトルプレスのほうが売れるんですよ、B&Bは」
リトルプレスにおいて担当者は分けておらず、店長と内沼氏でやっている。
リトルプレスについては内沼氏がみている。
伊藤「リトルプレスの扱いを始めるってことは、口座を開くってことじゃないですか。それはどういうソフトを使ってるんですか?」
内沼「excel…いや、google docsのスプレットシートですね。表計算ソフト」

1対1でやるのがリトルプレス。
「何を扱うか」が本屋の違いなので「口座」情報のやりとりや共有は難しそう。
伊藤「ここくる前もB&Bに持って行ったんですけど、ここにおいてもらったら、吉祥寺の百年とか、渋谷のユトレヒトとかにも自動的に置くことになってくれないかな〜って思うんですよね」
内沼「リトルプレスの取次ですね」

内沼「紙とブログの違い派なんだと思いますか?」
伊藤「形になってるからいいですね」
内沼「面白いブログがあればそれでいいのかも、面白いブログを読んでいるから本を買わなくていい、というのもありそう」

誰でも作れるようになったということで、紙の本を作りたいって気持ちはなんなのか。
オープンしてからずっと「これを売ってください」と持ち込みがあるけれど。
内沼「個人の日記っぽいブログって減ってます?」
伊藤「はてなブログに勢いがあるので…。こういう風にはてなを使うべきだ、というのを超えてきていて。昔ながらの個人が書いたブログがずっといい、というわけでもないんですけど…」
内沼「伊藤さん個人は何が好きとかあるんですか」
伊藤「実はアノニマスダイアリーが好きなんですよ。news23の問題定期で取り上げられてて。この間の保育園の話なんですけど*1、でもネットで見つけた面白いもの、で終わりがちなんですよね。だから、社会に必要なものなんです!というのを言葉でいいたい。内沼さんなんか考えてくださいよ」
内沼「えっ…ていうかこれはいつからあるんですか」
伊藤「あれはワンパークさんって人みたい。すごい古いサービスで」

内沼「匿名ダイアリーって名前がいいですよね。そういう言葉にしたことによって生まれたものがあるはずで」

はてなの編集は「置く場所」を作る仕事でもある。
はてブは、カテゴリを作ることで切り口を与えている。

伊藤「最近作ったカテゴリだとジャニオタ系ですかね。でもすごいアツいんですよ。ジャニーズブログだけを出す一面を作ると、見てもらえたり、それによって書き手が増えて。そういうところにSMAPの話が出て、…それが編集、みたいな」
内沼「それは、紙の雑誌が特集と呼ぶ部分ですかね」
伊藤「特集って読んでます。こういうブログが上がってきてるとか、世の中のニュースをみて『面を作る』って」

はてなブックマークは速報性はない。「こういうのもある」とか、そのニュースを「咀嚼したもの」があがってくる。だから、保育園に絡めると「じゃあ保育園出してキャッチアップしましょう」って言っても、それはどうなの?ってなる。ユーザーから出てくるもののほうが、面を作ると長く使える。

内沼「毎日イベントやったらいいんじゃないですか?楽ですよ」
伊藤「毎日は…さすがに…」
毎日やるとその様子が一次情報になって記事になる。
伊藤「いいっすね」

伊藤「(イベントを毎日やってるB&Bにおいて)自分が変わる部分とかあるんですか?」
内沼「人とたくさん会うのはそんなに悪いことじゃない、ってことですかね」
店で一つの仕組みとして回っているので、イベントを用意するのが苦ではない。
伊藤「隣にいてもslackで話しちゃう」
slackは便利という話。

Q. 編成と編集の違い
A. 編成はルールがはっきりしている、編集は毎回違う、という感じ。
webメディアは編成的なものが多い。それはインターネットの成り立ちからして、そもそもルールが多いため。規律の有無。
裏側に管理ツールがある状態で、その管理ツールを使うのが編成。
紙の編集やってた人はちょっと窮屈かもしれない。ちょっとしたことでコミュニティが変わることが「おもしろい」と思うなら、向いてるかもしれない。紙とwebの編集は、違うスキルが問われると思う。

懇親会

レモンとポピーシードのカップケーキ(おいしい)とスコーン?(おいしい)をいただきました。
その中で、伊藤さんがずっと名刺を配っていたようで交換させていただけてよかったです。
また、はてなの中の方ともお話しできてとても嬉しかったんですが(名刺もいただいた)、
帰宅してからid見て「あっ…知ってる方々だ…ていうか伊藤さんって id:chillpoyo さんだったんだ…」みたいな気づきがありました。

次回イベントがあれば超高度な技術を使って、頭の上にはてなidとアイコンが表示されるといいなと思います。
(これ日本酒のイベントのときから言ってるな…)

わたしとCHICCAのこと

CHICCA(キッカ)の化粧品にここ最近とても入れ込んでおり、
すでに美容誌などでは取り上げられているので今更感が強いんですがメモを。

キッカについて

CHICCA【キッカ】 - 艶めく、ときめく。メイクで簡単に“エイジング・ケア”。 -
(※音量注意)

カネボウ系列。吉川康雄さんによる。
吉川康雄さんについては既にブログでも触れましたが、*1
その主義・主張は個人的には勇気を与えてくださるものだと思います。
www.asahi.com
これとか。

キッカは化粧品としては珍しく「発色をしない」ことを売りにしています。
メスメリックリップスティックは、その「5分の2発色」という単語が話題になった覚えがある。

ニュアンスカラーリッド

01 ピンクシェルがVOCEのベストコスメ第3位になっており、
気になって買ってみたらこれが大当たりだった。

私の瞼には大げさなグラデーションが映えるけど、そういう「がっつりアイメイク」は今の気分じゃない。
かといってラメでキラキラしたアイシャドウを塗るのも気分じゃない。
そういう時に「ニュアンス」を与えてくれて、すっぴんよりはちゃんとしている。という化粧になります。

instagramあたりで話題のクボメイク*2の影響を受けて、先日04 ベイビーブルーアイも買いました。
上瞼はこの水色(水色に発色はしませんが)をつけて、下瞼はこれの上にピンミラをつける、という化粧が今の所安定。

ラヴィッシンググロウ ソリッドファンデーション

もともとファンデーションを塗るのが苦手で、いつもTHREEの下地を適当に塗っていた毎日でしたが、
これは本当に塗るのが簡単(ステンシルなので)。
スポンジでトントンしたのち、自分の両手で顔を覆って馴染ませると肌がすごくきれいになる。
小鼻の赤みもきちんと消えます。かつ、厚化粧にならない。

普段はマキアージュのCCクリームで化粧してますが、ちゃんとしたい時にはこれを使います。

メスメリックリップラインスティック

03 フルーティーコーラルを使用。
確か02と03の発色がよく、04と05はツヤを与える感じ…なのだそうです。

「擬似唇」というコンセプトが示す通り、発色は弱く、多分あまりしていません。
リップクリームを塗ったうえにこれを塗ることで、
素の唇がワントーン明るくなった印象になります。

私はこれで唇を塗りつぶしたのち、
中央部にのみYSLの口紅を乗せてDiorのマキシマイザー等でなじませる、という使い方をします。

ちなみに、単品だと唇が「きちんと存在感を得る」という感じの発色になります。よい。

まとめ

キッカ最高〜〜〜✌︎

17日に限定色のプレストパウダーが出るのでそれが気になっています。
オンラインストアはあるけど、新宿伊勢丹・銀座三越日本橋高島屋および日本橋三越。という4店舗のみ。
最近はなんだかやたらと混んでいます。

でも、素の肌および唇から色が透けるということが要なので、絶対にタッチアップはしたほうが良いと思います。
私はメスメリックリップラインスティックにおいて、当初は02を買う予定でしたが、
タッチアップしたら03の方が良かったのでそちらにしました。

キッカ最高〜〜〜〜〜〜

# 追記
前職の同僚(というか先輩ですね)であったらむさんがブログで私に言及してくださっていたので
あらぶって書きました。同じような熱量で化粧品の話ができる知人友人その他もろもろ。の存在というのは、
なんていうかかなり大事なのだなと思います。

scyklife.jugem.jp
らむさんのブログ読んで、とりあえずクリニーク気になりました。

*1:「一重まぶたでそのまま生きていく」 http://necomimii.hatenablog.com/entry/2016/01/04/125902

*2:ヘアメイクの久保さん的には青みを足すのがいいらしいですよ。参考は下記。 http://mery.jp/203095

料理本の話をしよう

クックパッドやNHKのサイト、個人のブログ、その他もろもろ、
でレシピが簡単に見られるようになった今でも
私はいわゆる「レシピ本」、料理の本がとても好きで
気になると買ってしまう。

たまにオススメの料理本を訊かれることがあるので、メモとして。

なかしましほ「ごはんですよ」「おやつですよ」

おやつですよ―くり返し作るわたしの定番レシピ集

おやつですよ―くり返し作るわたしの定番レシピ集

ごはんですよ

ごはんですよ

なかしましほさんのおやつレシピなどは、ほぼ日での連載もある*1ので
作った方が多いと思う。この方、ごはんのレシピもとっても簡単でオススメです。
ごはんのレシピがどんなものかは、下記「北欧、暮らしの雑貨店」のサイトで見ることができる。

hokuohkurashi.com

繰り返し作るのは「しょうがたっぷりキーマカレー」と「スパニッシュオムレツ」(の、ケチャップ)。
特に「キーマカレー」は、書籍「ごはんですよ」の表紙にもなっているけれど、
とにかく生姜がたくさん入っていて、ピリリと辛い「凝った家庭料理」の味がする。

複雑な手順がないので、ごはんレシピはオススメ。

また、なかしましほさんのレシピといえばクッキーだと思うけれど、
こちらもバターを使わないせいか生地がダレないので狙った通りに焼きやすい(と思う)。
素朴な味ではあるけれど、この書籍の中にある「ココアとマーマレードのクッキー」なんかは、
この中ではキャッチーな味だし作り方も簡単(型抜きではない)なので、作ってみて欲しい。

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本

「今日の料理ビギナーズ」の雑誌

NHK きょうの料理ビギナーズ 2016年 01 月号 [雑誌]

NHK きょうの料理ビギナーズ 2016年 01 月号 [雑誌]

「今日の料理ビギナーズ」は、その名の通り料理初心者向けのNHKの番組で、
それのテキストがこの雑誌。
私はこの雑誌で「にんにくのみじん切り」を覚えました。そのぐらい、初歩の初歩。

この号に載っていた「れんこんとクレソンと厚揚げのサラダ」は、
厚揚げを抜いて、れんこん・クレソン・塩昆布で作ることが多いけれど、これが美味しい。

平野由希子さんの本にハズレなし。

女の家飲みレシピ (食FRaU)

女の家飲みレシピ (食FRaU)

特にこの本には本当にお世話になっている。

煮込みハンバーグ、牛肉のラグーパスタ、マッシュルームのソースで和えたパスタ、
パクチーの入ったポテトサラダ、あと何だっけ…ハムと長ネギとチーズの簡単サラダ。
とにかく、平野由希子さんの本に紹介されているレシピは美味しい。という刷り込みは、
この本から始まった。

そこそこ複雑な手順ではあるものの、レシピは特に意地の悪いところはなく、
変な省略や「別途取っておいたタレやだしを使う」みたいな、面倒なこともない。
そういえば、下の本の「そばサラダ」も作ったけど、これも美味しかったな。

ワインごはん

ワインごはん

エッセイのようなもの

ご飯を作る気分を「あげる」参考になるのは、クウネルから出ているような、
ご飯の空気を伝えてくれる本たちだ。
クウネルといえばお弁当も有名だけど(サイトでも連載があるし)*2、「ただいま食事中」が好きだ。

よりぬき ただいま食事中。 (クウネルの本)

よりぬき ただいま食事中。 (クウネルの本)

いろいろな職業の人の食事の風景を紹介したもの。食事日記のようなものだけど、
これが本当にバラエティに富んでて面白い。
冷凍食品をうまく活用する人、飲んべえの人、昼夜逆転の人など…。
食事、自分が楽しければある程度はいいのだろうな、という気分にさせてくれる。

高山なおみさんの本も、こちらに入れておく。
実は高山なおみさんのレシピはほぼ作ったことがなくて、唯一作ったことがあるといえば、
「メキシコ風ココア」と、チクタク食卓を参考にして作った「グリーンカレー」ぐらい。
読み物として面白いので、こちらへ入れておいた。また何か作ったら、レシピ本として紹介するかもしれない。

で、結局一番使用頻度が高いものは

平野由希子さんの「女の家飲みレシピ」と、なかしましほさんの「ごはんですよ」なのだった。

*1:「小さなレシピを1ダース」  http://www.1101.com/12/index.html

*2:私たちのお弁当。  https://magazineworld.jp/kunel/bento/bento-76/

この雑誌を読もう2015

どうでもいい前置きと自己紹介

雑誌をよく読む。
インターネットでもYahoo!が提供してるXbrandとかをよく見ている。

xbrand.yahoo.co.jp

雑誌に影響されて始めたことや、買ったものって数え切れない。
そういう話をしているとたまにこう言われることがある。

「何を読んだらいいのかわからない」

別に何を読んでも(立ち読みが許されている分には)無料だから、
何を読んでもいいのだけど、明確な好みがない場合に何を読んで参考にしたらいいのか、がわからないのだと思う。

私が先日25歳になったこともあって、25歳で、
今まであまり特定の雑誌を読んでこなくて、服装等の参考に何かを読みたい、
でも何を読んだらいいのかわからない、という人向けに。

多分これ、昔装苑能町みね子氏が連載してた「雑誌の人格」に似てます。
おこがましいんだけど、たぶん、似てます。似てないかな…

雑誌の人格

雑誌の人格

だいたい主観で分けてみた

「我が道をゆく」と「モテ♡」、「若い」と「大人」。
この二つの軸で分けました。

25歳女子はこれ読むといいんじゃないですか

JJ

JJ(ジェイジェイ) 2016年 02 月号 [雑誌]

JJ(ジェイジェイ) 2016年 02 月号 [雑誌]

JJは2014年08月号からリニューアルをして、それまで同じような読者層だった(と思う)「CanCam」と差別化して、
「25歳」という年齢の女性をターゲットに据えました。*1
それまでキラキラして、ピンクと白ばかり着てた女子大生が、いきなり落ち着いてノームコアみたいな感じになってる。
後輩に憧れられるいい女になろうね!という感じ(誌面では「ガールからレディへ」とか表現してます)。

ちなみにJJはモノクロページが凄まじくて「不倫」を特集してたりする*2。ロースおじさん案件。

MORE

MORE(モア) 2016年 02 月号 [雑誌]

MORE(モア) 2016年 02 月号 [雑誌]

「JJほど落ち着かなくていい!」という感じならMOREをお勧め。
JJは結構パンツ主体の格好が多い気がしますが(基本的に「ハンサム」さがある)、MOREは
「パンツ主体の着回し」「スカート主体の着回し」ときちんと分けています。
また、付録のあり・なし版を選べるのも付録要らない派の私はありがたい。100円ぐらい安い。

モテ♡系について

ここでいう「モテ♡」は「女の子っぽい、親しみやすそうな服装」程度の認識です。
概ねルミネとかマルイっぽい服装。

ViViはかつてTOKYO ViViという外国のオシャレ雑誌を日本の雑誌に足したような素晴らしい雑誌がありましたが、
その後It♡LOVEと名前を変えたにもかかわらず何も言わずに消え去りました。
最近その面影を求めてViViを読んでるんですがテンション高くて面白い。

ViVi(ヴィヴィ) 2016年 02 月号 [雑誌]

ViVi(ヴィヴィ) 2016年 02 月号 [雑誌]

arは「雌ガール」という単語が一人歩きしてますが(雄ボーイって単語もあるからね!)、
「彼氏や好きな人に好かれる服装やメイクもしたいけど、自分が好きな服装やメイクもしたい!!☆」という
超ポジティブかつ朗らかな雑誌です。

ar(アール) 2016年 01 月号 [雑誌]

ar(アール) 2016年 01 月号 [雑誌]

あと美人百花とandGIRLはサジェストで「違い」とか「どっち」と書かれるほど似てるけど、
編集長が移ったから、とかそういう話のようです*3
こういう問題はどこにでもあって、FUDGEとCLUELのあたりもそうだったと思う*4

25ansと書いて「ヴァンサンカン」と読ませるこちらは明確に「富裕層向け」。
だからホテルとかそういう情報が多いらしい。
読むと自分と全く縁がない上に想像ができない世界で面白い(かなしい)。
dentsu-ho.com

我が道をゆく

とりあえずモードと呼ばれるような雑誌はまとめてこちらだと思い。間違ってもモテ♡ではない。

GINZAに関しては「"怖い洋服"を愛さずにはいられない女の部屋」で
ヤマシタトモコの漫画を使ってモテない服のページ作ってたのが面白かった*5

「我が道をゆく」カテゴリの雑誌は隔月や季刊のものもあって、
CYANとかヴィオレッタとか、新しめの雑誌もここに入れました。CYAN山口小夜子の化粧特集とか、
化粧品のブランドストーリーとかも面白いので、美容系三誌(VOCE、MAQUIA、美的)を読むような方々も面白いと思う。

CYAN(シアン) issue 007 (NYLON JAPAN 2015年 12月号増刊)

CYAN(シアン) issue 007 (NYLON JAPAN 2015年 12月号増刊)

この雑誌を読んでた2015

この一年も雑誌をまあまあ買って読んでという年だった。
毎月12日が一番楽しくて、それはGINZA、BAILAFRaU、arの発売日だからで、
それを過ぎると23日前後まで楽しみがなくなる(23日は美容系三誌の発売日。また、かつてzipperの発売日だった)。

ここ最近はarとViVi、たまにGINZAとFRaUという感じで雑誌を買ってました。
TOKYO ViVi、It LOVEを読んできた身なのでViViが、まーーー面白い…もっと早く読んでおけばよかった。
モテと程遠い顔立ちをしていてもこういう甘くてテンション高い雑誌は読んでて面白い。あ、arもそういう意味で最高です。

来年も面白い雑誌に出会えますように。

雨降りの隣人

弊社は建物のうちおよそ3分の1ぐらいのスペースを使用しており、
残りのスペースはおしゃれなモード系の洋服を扱う
(私でも一つ二つは取り扱いブランドを知っている)事務所が入居している。

自分の席からは窓の外が見えない。
目隠しを取ればよい話なのだけど、そうすると天気の良い日には丸焦げになりそうな構造だ。
天気も当然分からない。
そして、帰宅時には一刻も早く帰りたい。
目的の駅に停まる電車は10分か20分に一度しかこの駅には止まらず、
それを逃すと改札の中で無駄に時間を潰すことになる。

大都会を走る地下鉄は何社もつなぎ合わせたいびつな区間であり、
我が地元を走る私鉄と違って乗客を待ってはくれない。だから早く駅まで行かないといけない。
そう思いながらお隣さんの前を通り過ぎる。

全く顔なんて知らないし名前も知らないが、お隣の事務所は喫煙者が多いらしい。
よくこうして共有スペース(なんて大それたことは言えない階段の踊り場)で、
おしゃれな灰皿を持って煙草を吸っている。
そして、今夜すれ違った人も煙草を吸っていた。

「おつかれさまです」と私は言う。すると彼が「いつもご苦労さまです」と返す。
いつも、と言うほど私はその人に会っていないし、今日が初対面のはずだがそういう定型文なのだろう。
社会人は難しい。
愛想笑いで曖昧に返事をして階段を降りようとすると、後ろから「雨降ってますよ」と声がかかる。

「…え、うそ?!」
「降ってます」

見ず知らずの人に素っ頓狂な声で受けてしまったのが恥ずかしいのと、
一度帰ったのに忘れ物を取りに戻るのも恥ずかしくて、駆け足で自席まで戻る。
そのまま猛然と傘を手に取り、また張り付いたような愛想笑いでお隣さんに挨拶をした。
「ありがとうございます」と言った。

お隣さんは笑顔で煙草を吸っていたように見えた。
視界の端でわずかに写った顔は、苦笑いとも愛想笑いとも取れる笑顔であった。
それから、彼に会っていないけど、次に会う時も雨が降っているような気がする。

私的ベストコスメ2015

今年買ったものAdvent Calendar 2015 六日目の記事です。

www.adventar.org

毎年洋服や化粧品、あればガジェットなどをひとまとめにしてベストバイを書いているのですが、
今年は化粧品に絞って記事を公開します。

クレンジング部門

SUQQU リセットクレンジングエマルジョン N
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リセット クレンジング エマルジョン|SUQQU [スック]
美容三誌(VOCE・MAQUIA・美的)のベストコスメにも選出されていましたが、私も今年はこれが一位です。

どこがよいか
・ミルククレンジングである
・きちんと化粧が落ちる

どこがだめか
・高価である(150ml/4000円。というのはちょっとお高い)

今までシュウウエムラ牛乳石鹸のオイルクレンジングを使っていましたが、
化粧が薄くなったこと、落としたあとのツッパリが辛いこと(牛乳石鹸は悪くないのですが、落としたあとやはり乾燥します)や、
油臭さが気になりミルク〜ジェルで検討した結果こちらに落ち着きました。

概ね平均的な化粧の濃さだと思われますが、きちんと落ちます。
ファシオのマスカラのような強固なウォータープルーフは試していないので分かりませんが、
普通のウォータープルーフ程度であれば大丈夫です。

スキンケア部門

HAKU メラノディフェンスパワライザー
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[炭酸泡]美白乳液|商品紹介|HAKU|資生堂|シミ 美白化粧品

どこがよいか
・炭酸泡が出てくるのが面白い
・乳液だけどサラッとしている
・ドラッグストアで購入できる

どこがだめか
・高価(6000円)

乳液嫌いなので化粧水だけつけて終わり、ということもざらだったのですが、
最近はそうも言っていられず乾燥するし美白もしたいし、という時にちょうどよかったのがこちら。
HAKUは資生堂が展開しているもので、ドラッグストアで買うことができます。

また、乳液嫌いでも付けられる程度にサラッとしたつけ心地で、
炭酸泡がぷちぷち弾けるのが肌で感じられるのも楽しかったです。

ベースメイク部門

CHICCA ラヴィッシンググロウソリッドファンデーション
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CHICCA【キッカ】 - 艶めく、ときめく。メイクで簡単に“エイジング・ケア”。 -

どこがよいか
・塗り方が楽
・いかにも「塗ってます!」にはならない

どこがだめか
・スポンジ推奨なので持ち運びには不向き

昨年はTHREEの下地だけを塗ってベースを完成させていましたが、
カバーしきれないところが出てきたのでこちらを購入しました。
ファンデーション塗り慣れてない私のような人間でも
ステンシルみたいな方法なら普通に使うことができ、かつ綺麗に仕上がります。
購入の決め手は「小鼻の赤みをカバーできること」でした。
しかし前述のとおり、スポンジでステンシルのように塗るので持ち運びには本当に向いていません。

ポイントメイク部門

THREE 4Dプラスアイパレット
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THREE 4Dプラスアイパレット | THREE

どこがよいか
・色展開が渋い
・赤みベージュだけど腫れぼったくならない

どこがだめか
・浮かばないけど強いて言えば発色が薄いかもしれません

購入したのは03のTRANSCEND TIME。上の画像の右から二番目、赤みがかったベージュです。
左上の色はピンク色ですが、私の目蓋ではほぼ発色しません。
ほんとうにニュアンス程度です。

茶色のオイルベースがいい働きをしている気がします。
使用方法の通り重ねると「ナチュラルだけどなんとなく目力ありそう」な感じに仕上がる、ような。

総評

今年はTHREEの年だったように思います。今年「も」か。
基礎ものを固めることを目標に頑張った一年でしたが、結局とても揺らいでいたようです。
来年はTHREEあたりで基礎ものを固めたいところです。

明日は u_1_p さんです。

はてなブログは4周年! 私の変わったこと、変わらないこと

「4年間で変わったこと、変わらないこと」

はてなブログ、確かサービス開始時にお知らせを受け取るメールを設定したと思ったけれど、
そこから4年経つのか…。
あらためて、いろいろとおめでとうございます。
いろいろなイベントに行かせていただいて、ブログたのしい!を再確認したのは、
はてなブログだったからかも、と思いました。

4年前というと2011年。
全く現実として感じられないけれど、確かに四年間という月日が降り注いだ。
誰の上にも平等に降り注いだなあ、と思う。

ずっと使っている手帳もたまっている。
その中に自分の4年間が記されている。

変わったこと

大学生から社会人になった。
アルバイトから正社員になった。
転職をした(カスタマーサポート→事務)
めがね
スマートフォンのOS(AndroidiOS)
PC(Let's Note→Macbook Air/early 2014)
服の趣味

変わらないこと

使っている手帳(ほぼ日一択)
日記を書くこと(断続的ではあるけれど、アナログの手帳に記す。というのは続いている…)
食べものの好み

ああ、そういえばブログも変わりました。
4年間の間にいくつかブログのURLを移りました。

引き続きよろしくお願いします。

次の4年はアラサーちゃんアラサーちゃん、30歳手前なのだけど、
きっと楽しく過ごしているよ。