文学フリマ東京38ありがとうございました!
弊スペースで本を買ってくださった方、立ち寄ってくださった方、ペーパー受け取ってくれた方、お話ししてくださった方、本当にありがとうございました!
本は既刊含むすべて完売してしまったのですがこの後通販のために再度印刷予定です。
通販は6月以降のお知らせになると思いますが気長にお待ちください。申し訳ないです。
以下諸々日記です。
当日日記
当日の朝(出発〜会場まで)
18日の時点ですべての印刷物(お品書きとポスターとペーパー)を印刷したので朝の準備は特になし。と思っていたが全く釣り銭を作れていないので現金でちょこちょこ買い物をする。
どうせ昼はあまり食べられないので、ということで朝は豪華にスターバックスで。
銀座のスタバは何軒もあるけどプリンチが入ったスタバでは朝ごはんプレートを食べることができて、ちょっといい気分になる。豪華な感じでお気に入り。サラダの味とか真似したいですね。
そんなこんなでのんびり食べてたけど、まだまだ時間があることが判明。出展者入場開始が10時半なので、それに合わせて「10時半に流通センターの駅に着く」を目標に動くことに。
そういえば今回が最後の流通センター。この看板をここで見るのも最後か〜。中に入るとずらーっと出展者開場待ち列。しかしするする流れて入場できた。
当日朝(設営開始)
今回もねこのしっぽさんに依頼。既刊と新刊を頼んだけど段ボール箱が来てて一安心。とりあえず新刊が並べられる…!
今回、新刊「わたしはわたしを買ってきた」は挿絵がかなり多いので本文の紙を少し分厚いものにしたからか段ボールが重たくてちょっとだけびっくりした。
以前も使った布、今回の配置とサークル名を書いたA3の紙、お品書きを準備して本を並べてこう。
このあと値札を作るぞ、と思って筆箱を見たら「黒の太ペン」がなくてギョッとしました。なんとかなったけどなんともならないタイミングもありそうなので、筆箱の文房具はきちんと前日にインクのチェックなどしておくことを未来の私にはおすすめします。
そんなこんなでお隣さんにも挨拶し、いよいよ開場。
開場〜完売まで
ブログ読んでます!とお声がけいただくことが本当に多くて嬉しかったです!!もっと更新します…!
私が読んでる方々にも来ていただけて感無量でした。本を作ってるとマジでいいことがある。
あと今回は壁際配置だったからか結構過ごしやすい時間が多くて、会場全体は人も多く蒸し暑そうだったけどこちらはまあまあ平和というところで良かったかもしれない。
いつも「一冊も売れないかもしれない」と思ってやっているけど、今回はかなり赤裸々な日記本を作ったからその心配も大きくてずっとブルーだった。
たくさん人が来るブースを見ては(つらいかも!)と思う瞬間があって、でも目の前にウエストランドのアクスタを置くことで(ウエストランドにもそんな瞬間がたくさんあったはずだ…)と勝手に勇気づけられたのでウエストランドと当日手伝ってくれた同行者がいなかったら多分逃げ帰っていた。ありがとうウエストランド。
とはいえ14時過ぎに「わたしはわたしを買ってきた」が完売してしまい、そのあと15時前に日記本も完売してしまったようなので(既刊は本当に少しだけ持って行った)、売り切れ後に来ていただいた皆様申し訳ございませんでした。
#文学フリマで買った本
めっちゃ買えました!が、疲れ切ってしまい第2展示場のほうには行けなかったので次回はもっと頑張りたい…。
これから本を読むのを楽しみにしています!
新刊が出るまでのあれやこれや
文庫本(新刊1冊、既刊1冊)
再販は奥付変えるだけだから楽勝!と思っていたがノンブルの位置を変えたのでした(左右ページでずれてたのを直した)。
これは少し時間かかったけどなんとか直し切った、はず…。
問題は新刊。
日記本ということで原稿あるし楽勝、と思っていたけど私はかなり詳しく日記をつけており、このままだと住んでるところとか詳細書きすぎてない?!となったのでそれらをかなり修正し、自分的に「この表現もNGだろう」という箇所はかなり削りました。
この作業がしんどくて、日記本の内容がずっと不安で結果的に作ってる時より鬱々としてたかも。タイトルに間違いなし。(うつうつ日記)
読んだ恋人からは「面白かったよ〜」と言ってもらえたのでようやく安心しました。原稿全部差し替えは、きつかった…。
B6本(「わたしはわたしを買ってきた」)
今回の目玉。まず絶対に挿絵をたくさん入れたくて、挿絵をアナログで描くかクリスタで描くか?という選択肢から。
結果的に今回はすべてクリスタで描きました。というのもアナログで描いてはみたものの、黒(灰色)などは私の画力だとちょっと間抜けな挿絵になってしまうし、文字などはアナログで描くとスキャン難しそう!となったため。
iPadがあってよかった…となったものの*1、あまりにも大量に描いた&サイズなどよくわかってない&iPadは安いものなのでおそらくメモリが足りない、の三重苦でよく止まりました。死ぬかと思った。
なんとか書き出してノンブルをつけ*2、入稿!と思ったら今度は立ち切りの問題で挿絵のみ再入稿になったりしました。
ノンブルつけるとか挿絵を描く時はページの断ち切りやノドを気にすると良さそうです。頼むよ私。
もちろん本文も全く終わっておらず、本文が終わらないとページ数が確定しない→挿絵にノンブルが付けられない→入稿できない、というバカのピタゴラスイッチになった時もうダメかもしれないと思いました。
本文には最初「はじめに」を入れてましたがノンブルが狂ったので潔く削除してます。目次を入れていないのもそのためです…。
表紙も最後まで悩みに悩んで…。
下書きだと星があるけど結果的に消してよかったな〜。
表紙も悩むし挿絵も悩みに悩んだ。
表紙は福本敦子さんの著書みたいにしたい*3!と思ったもののそんなセンスはなく。
手書き文字をロゴにする、のやり方はこちらに従いました。先人の知恵に助けられまくっている。
note.com
挿絵はもっとラフでも良かったかな…と後から思ったりしたけど、まあいいか。
しかしiPadで大量に絵を描いて保存するとめっちゃくちゃ重たくなることがわかった。
次回から一気に作業するのはやめましょう。
ペーパー
A4を折りたたむだけの無配なのに作り方が毎回わからなくなる…。
今回は5/11にハマスタで野球を見たよという漫画を描きましたが、これはクリスタでイラストを作業したあとcanvaでテキストを入れてます。もっといい方法があったら知りたい…。
当日の反省点
- 在庫管理はしたほうがよかった
残り●冊、みたいなのを管理してなくてわからなかった。手元に残す分や見本誌提出分などもきちんと考えた方が良かった…。
- ペーパーももう少し管理したほうがよかった
結果的にかなり余らせてしまったので、次回はちょっと考えたい。
- 本のあらすじや試し読みがあるとよかった
特に「星に手を伸ばす」はワンテーマの本ではないので説明が難しかった!
「わたしはわたしを買ってきた」と日記本は「こういう本です」と言い切れるので…。
- 本は立てて陳列したほうがよかった
お品書きはイーゼルに立ててるけど、本もイーゼルとかに立てて陳列したほうが手に取りやすかったと思う。
TSUTAYAアルバイト的にいうなら「面陳(めんちん)」かな。めんちんしていきましょう。
きっと未来の私の役に立つでしょう。
そして文学フリマに出たことないけど出たいという方の役にも…立たないか。私ほど計画性がない阿呆もそんなにいないと思うので。
色々楽しくて濃厚な時間でした!また本を作って売りたいな。よろしくね。