ネコミミにひかりあれ

エッセイを書いています。

日用を見つめる:私にとっての定番品

2022年のベストバイを書いたけど、そもそも、毎年ベストバイに上げたものをどのぐらい次の年使っているのだろう…。
ここ何年かずっと定番品で使ったり食べ続けているものはそんなに多くないはずだ。
だから、そういうものを眺めてみてもいいと思って書いてみる。世はベストバイの時期だけど!

ドクターハウシュカ リップクリーム


リップクリームはこれ以外使えなくなってしまった。
ほのかな植物ベースの匂い。ちょうどいい膜感。
思えば色々なリップクリームを試してきた。皆そうだと思うけど。
メンソレータム、SAVEX、ジョンマスターオーガニック、エテュセ。ニベアも試した。
色々使って、でもこれじゃないと嫌!となったのは、ドクターハウシュカだけだった。
特別保湿されるわけではないだろうけど、とにかく膜感がちょうどいい、それに尽きる。

クラランス クリームマスヴェルト


痩身クリームの類を使ったことは何度かある。有名どころだとメルヴィータのオイルとか。
クラランスの細長いほう(清涼感があるほう)も使ったことがある。
でも、これに帰ってくる。
痩身効果があるかと言われるとよくわからない。
これを塗ってすこしマッサージすると、なんだか自分を慈しんだ肌になる。
それが心地よくて、なんとなく手が伸びる。ボディケアとしてはこれ以上いい体験はないかもしれないと思う。

無印良品の下着

色々あるけれど、無印良品の下着が好きだ。生理用の下着はもう長いこと無印良品以外で買ってない。
パジャマも無印良品。家にいる時のどうでもいいズボンも無印良品
あのほっこりしたイメージがいい…というわけではなく、暮らしにちょうどいい。
ユニクロほど化繊ではなく、スーパーの肌着売り場ほどミセス感がなく。
また下着を買い足さねば、と思っている。

MARNI 鞄


今一番欲しいのはセリーヌのカバ(昔の…)だけど、まあまあこれで事足りるんだよな、と思うことがある。
学習カバンのような見た目で、たしか伊勢丹のセールで買ったんじゃなかったか。
私の服装すべてに似合って偉いので、これからも使うでしょう。

ウィリアムモリスのブックカバー

大昔、親友に誘われて行ったウィリアムモリスの展示があった。あれどこだっけ。上野だっけな…。
お土産コーナーで何の気なしに買ったブックカバーをずっと使っている。
布がしっかりしている、紐もしっかりしていて細い、文庫本の厚さにしっくりくる。
もう何枚か買っておけばよかったなと思ってるぐらいには、好き。

時計


母親のお下がりで使っていたアニエスべーの腕時計が壊れた時、でも腕時計がないのは不便だと言っていたら、
父親が使ってないからあげるよと言ってくれたもの。
時計に詳しい人なんかが会社にいると「あれ、猫耳さん、それは…」と言われたりするけど、
私からすると本物かどうかは相当あやしい。
文字盤がいい具合に色褪せているのか、うっすらピンク色なのがいい。

ぴょんぴょん舎 冷麺


夏も冬もなく食べていた。iPhoneには定期的に冷麺が出てくる。
私は一番辛いものが好き。

CARVEN スカート


この間Twitterにこんなことを書いた。

「自分が好きな服」「似合うと言われた服」の奇跡的な一致をみせたCARVENのスカート履いたとき自己肯定感が爆上がりしたのが今朝の良い経験です やはり服飾…!服飾は人を幸せにする…!!

これ本当に合ってて、化粧をする理由とかもここにあると思う。見た目で判断される/せざるを得ない世の中なので…。
ギョーム・アンリの名前を初めて知ったのはCARVENからで、結局手元に3〜4着しかCARVENの服はないけれど(高くて買えなかったし)、引き続き彼のことは追いかけていこうと思う。
PATOUも可愛いからね。
あとこの写真で履いてるクラークスのワラビーもまあまあ定番だな、小学生ぐらいからずっと保有し続けてる…。

終わりに

書く書くと言ってから結構間があいてしまった。なんだかんだ言ってるけど、まあ、引き続き私は自分の定番品を集めていくんだろうなと思う。