ネコミミにひかりあれ

エッセイを書いています。

わたしに「好き」の推進力が足りない

見ないようにしていた事実だけど、どうもそうだな、と気付いたのはここ二ヶ月ぐらいだとおもう。真面目に「好き」なものがない。趣味が本当になくなってしまった。
人から見たら料理やお菓子が趣味に見えるかもしれないけど、あれは作れば作っただけ食べてしまうので「よくないな」と思って自分に自分でストップをかけている。
「自分に自分でストップをかける」のが私にはよくあるし、特別な事ではないと思う。よくないからやめておこう、みたいな心の動きが、なんか顕著なのだ。

絵を描いたり文章を書くのも、なんだかやめてしまった。続けようという努力が足りないのだと思うけど、いい歳なので仕組みがよくないんだなと思う。iPadを買って環境を整えたけど、いまちょうど月末月初の繁忙期で、そんな気力が湧いてこないのだ。
でも世の中の人は「推し」という概念で、それを布教したりしたい一心でなんか色々頑張って作ったり表現している…。

それができない私はよくない

よくないからやらないほうがいい

時間がないからできないね

みたいな心の動きが繰り返されている…。
そう、好きなものが足りないのだと思う。これをどうにか表現したい、みたいなことが。今それが全くなくて、なんだかいつも困っている。

困るといえば己の食欲にも困っていて、痩せたいけど痩せないなあと思う。痩せてるとは思うけど理想に至らないというか、あ、これは自分の努力だけじゃ無理なやつだ、と結構前に気づいたのだ。
「でも」コロナでジムとか行くのもな…と二の足踏んでいるうちに秋になっていた。

はじめるコストが凄まじい。
本当は心が動いた瞬間になにかやるべきで、好きの前段階は興味なのだから、その興味を追わないといけないのだ、多分。
私は薄いベイスターズファンだけど、その一番最初は、中畑清がインフルエンザにかかりホテルの窓から挨拶しているのをテレビで見かけたからだった。なんだこいつ、と思って興味を惹かれたのだ。
そこからなんとなく調べるうちに、やっぱり弱いやつが強いやつを倒すのがいいよな、と思ってみたりして、気付いたら薄くファンになっていた。

ひとつの「好き」に傾倒しすぎるのも良くないのかもしれない。洋服だとmameがすごく好きで、毎回シーズン前にデパートで入荷予定を見せてもらって入荷連絡をもらうぐらいには好きだった。ある時ロゴが変わって、ブランド名もマイナーチェンジしてから、段々と(あれ?わたし、似合わないかも)と思うことが増えていった。
いや、前々から分かっていた。小文字の頃のmameが好きだったんだ、わたしは。なんか「服が好きな自分」にしがみついていたんだった。
結局タイトスカートとシンプルなトップスが似合うのだから、それをやっていったほうがいい。

なんか色々考えてみたけど、私やっぱり好きなことへのアンテナが薄いみたいだ。というか、感知する力が落ちている。ここ最近慣れない残業も続いているし。
好きの前段階に興味とかお誘いがあるから、これらを10月以降はやってみよう、と思います。もちろん読書と勉強も引き続きやるとして…。

  • FEELCYCLE(友達が楽しいよ!って言ってて気になってる)
  • 美容皮膚科(経験済。いい医者教えてもらえてよかった!)
  • スノーボード(引き続きやっていくぞ!)
  • noteに文章を書くこと
  • iPadで絵を描くこと(アイビス?をお勧めされた)
  • お勧めされた本を読むこと

このぐらいかな。興味あるかも、と思ったらそれをきちんと消化しないと、本当に自分を嫌いになってしまう…。