ネコミミにひかりあれ

エッセイを書いています。

インナーケアとかなんとか言うけれど。

胃を派手に壊したとき*1、なるほど、食べないと痩せるんだな、と本当に理解した。理解したのだが、なんだかずっと食べている気がする。

長年、どちらかといえば痩せている方、という自認で生きてきたが、そうも言っていられなくなってきた。
薄々勘付いていたけど、私は「食べるのが好き」かつ「料理もまあまあできる」タイプで、エンゲル係数も高いという人種だ。
だから、dancyuなんかを読むようになってしまったし、会社では全員が見られる権限で「ランチに行く店のまとめ」なんて作っている。
そして運動への苦手意識も相俟って、あれ、これは太っていくのでは、という危機感に見舞われている。

「特にお腹が空いていないのに食べてしまう」症状もあるし、せっかく家族が作ってくれるから…と食べてしまう。
そしてそんな自分を責めながら、お腹が空いていないのに食べる…という悪循環だ。
食べたら出せればいいのだけど、何日も出ない日なんて割とある。自分の体なのにままならない。

せめてもの罪滅ぼしで、格好良く言うと「インナーケア」なるものに意識を向けるようになった。
(なんらかの運動のようなものは、一日10分以上はやっているのだが、食べる量が多すぎて体重は減っていないのだった)

ビオフェルミンを飲む

【第3類医薬品】ビオフェルミンVC 120錠

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  • 発売日: 2019/10/01
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
とにかく胃腸が貧弱だ。酒を大量に飲んだ翌日なんて確実にお腹が壊れるし、とんかつはヒレ肉でないと食べられない。
そのくせ激辛料理が好きなのでたちが悪い。にんにくも好きだ。
そうすると、お腹が常に張っているのに全く出ない、みたいな不健康に腹が出っ張っている人間が出来上がる。
そんなようなことを母親に相談したところ「ビオフェルミンでも飲めば」という答えが返ってきた。
整腸剤だからまあ悪いもんじゃなかろう、という。
どうせならビタミンも一緒に取ろうかな、とVCが付いているほうを飲み始めた。

青汁を飲む

伊藤園 ごくごく飲める 毎日1杯の青汁 350g×24本

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  • 発売日: 2020/10/12
  • メディア: 食品&飲料
前に「日用をみつめる」でも書いたけれど、こんなに飲みやすい青汁があっていいのだろうか。
「まずい。もう一杯!」というフレーズが与えた影響は凄まじかったのだ。青汁はまずくて苦いものだと思いこんでいた。
粉末タイプも同じような味なのだとしたら、そちらのほうが安い気がするのでそっちを買ってみたい。

水分をとる

私は膀胱炎にもなりやすい。
前の会社にいたときは、膀胱炎をこじらせて腎盂腎炎にしたことがあった。さすがに今はそこまでにはならないが、なんとなく水分を取るのが下手くそなのだ。
会社は乾燥しているはずなのに、午前で500mlを一本飲みきれないことが多い。
それを意識的に、とにかく視界に入ったら水を飲むようにする。これは努力だ。
そうやって水分をとっていると、ついつい手が伸びていたおやつも「要らない…かも」と思うことが多くなった。
あれは、お腹が空いていたんじゃなくて、喉が乾いていたんだ。
水分が不足すると、鬱っぽい気分にもなるし、頭も痛くなる。最近は頭痛を感じると、とりあえずtwitterを「頭痛」で検索したあと、お茶をがぶ飲みするようにしている。

できれば白湯を飲みながら仕事をしたい

マグカップに白湯を入れて、それを飲みながら仕事がしたい。
白湯をすすっているとき、なんとなく「ていねいだな〜」という気持ちになる。

インナーケアとか言ってみているけど、本当は、自分に手をかけてあげたいのだ。
ご自愛というか、自分の機嫌を取るというか。セルフケア。
それで自分がきれいになって、お腹がすこし引っ込むのなら、もっとうれしい。

*1:機能性ディスペプシアを二年連続で冬の終わり〜春ぐらいにやったことがある