ネコミミ新世界

日記その他もろもろ

高木正勝の「Elegance of Wild Nature]を聴くと日比谷のスタバのことを思い出す。
今はもうHMVになってしまった、あの小さな階段を登って入るスターバックス

どうしても会いたい人がいたけど、その人の連絡先を知らないし、会う手段もなかった。
以前その人が「日比谷のスタバによくいる」と言っていたことを思い出して、
家から一時間以上かかるのに、わざわざ日比谷まで行ってそのスタバに行ったのだ。小さな階段を登って。

はたして、その人はいなかった。
もしかしたら会えるかもしれない。祈るような気持ちで持参した本を読んだ。
その人と私をつなぐ小さな点をむすんで、か細い線にしたつもりになっていた。
もちろんその人が来ることはなかった。
頼んだホットのキャラメルマキアートはすっかり冷めてしまって、聴いていたアルバムも終わりのほうに差し掛かっていた。

ふと耳に入ってきたのは、分厚い歌声だった。歌詞ではなくて歌声。声が一つの楽器になっている方の歌。フレーズを歌う声。
iPodを手繰り寄せる。
「Elegance of Wild Nature」と題された曲を、その日初めて認識した。