ネコミミにひかりあれ

エッセイを書いています。

強くないが弱くもない

「りっすん」とか「telling,」とかのメディアが好きになって、ざっくり読むようになった。
特に「りっすん」は、昨日ふと「自分と同世代ぐらいで、正社員をやめて、派遣社員として生きている女の子がいたなあ、あの子は今どうしているんだろう」と思ったりして考えるきっかけになっている。ありがたい。(ちなみにその方はブログなどが消えていたのでちょっとさみしい思いをした)

私はいま転職活動をしていて、エージェントに詰め込まれた面接の予定をかいくぐりながら、それでも自分が本当に行きたいところも同時に選考を受けていて、もうしっちゃかめっちゃかになりつつある。今朝も、あまりに疲れすぎてベッドから起き上がれなかった。書類選考はありがたいことに通ることがあるのだけど、面接が通らないのでだめかもしれないと思ってみたりする。
いや、今これを書いていて思い出したけど、昨日面談したところは「条件が足りてないけど、あなたの経験は会社に活きるかもしれない。よければ書類を出してもらえませんか」と言われたじゃないか。よーし。

こんな感じで、全く私は強くない。
打たれ弱いので、なにか否定的な言葉をもらった瞬間死ぬ。心がバキバキに砕け散り、あっやっぱり私ダメだったんだ。ロマンスカーに突っ込んだら楽になるかしら。なんて思ってみたりする。でも、30分〜1時間程度で立ち直る。いやいや私ダメじゃないじゃん、と。最近はそれがあまりにも顕著なので(「面接落ちた!くっそ!野球も負けてる!もうやだ!」と思った次の瞬間には「あっ明日の先発××くんだ!やった!勝つぞ!わーい!」と思っている、流石にやばいと思う)、他人も疲れるのではないかと思う。私は疲れます。

「りっすん」とか読んでいて思うのは、皆強いな、ということ。
きらきら…はしてないと思うけど、私のような人間から見ると大変輝いて見える。人生ちゃんと考えていて偉い。私にはどうしたって、菊地成孔の「スペインの宇宙食」で引用されていたような「大抵のミュージシャンは未来のことが考えられねえ」みたいな語を思い出してしまう。私も今夜はペペロンチーノ食べたいなぐらいしか考えられないよ。せいぜい週末何着ようかなぐらい。頭がおかしい。
とはいえやらないといけない。
私は本当に行きたい会社がある(というかそこでやってみたいことがある)、別件も引き続き見守っていきたい。見守るために頑張らないといけない。
現職も見守りたいが、私じゃない人が見守っていくでしょう。


group_inou / CATCH

好きな色 好きな人 その背伸びで
キャッチしてきな
好きな色 好きな人 その背伸びで
キャッチしてみな

もう最近これなんですよ。
あとベイスターズのスタメン発表のときに流れてる謎かっこいい音楽(WWEの音楽だった)。あれ聴きながら歩いてると私もスタメンのような気持ちになるので人は単純である。

気弱になることが多いけど、たまに振り返って間違いじゃなかったなと思うし、いいんじゃないでしょうか。

8月末ぐらいでやめますとは伝えてあるので、本当に、いまが勝負どころなのだった。