ネコミミ新世界

日記その他もろもろ

やさしく泣いたあとのように美しい、ほんとうに?

二重(ふたえ)と日本人

化粧雑誌見てても二重or奥二重で一重は居ない人扱いっていうの多い。キリンジの「メスとコスメ」を何回でも聴きたい案件(私は一重まぶた)

2016/09/05 13:35

一重か二重かという話がまた盛り上がっていて。

少し前にテレビで見たことには、関東大震災がきっかけになって、
二重への整形手術が日本で発明されたという話だった。

blog.livedoor.jp

その中で「二重まぶたが魅力的ということが科学的に証明された」ということが気になった。
か、科学的!じゃあ私は科学的に醜いアヒルの子であったのか。白鳥にはなれない。

一重か二重か。そして私はアイプチをしたくない。というのは昔ブログで書いたので今更話すこともないのだけど、
やっぱり二重まぶたが美しいんじゃないか、魅力的なんじゃないか、ということをグッと突き付けられると
なんというか、しんどいなあと思う。

中学生ぐらいのころ、セブンティーンを読んでいた。
化粧ページがあったのだけど、セブンティーンに出てくる女の子たちは皆ぱっちり二重で、
そうでない子にはアイプチが推奨されていた(…と思う。かなり昔のことなのであまり思い出せないけど)。

スカートは短め、セーターは白か紺色、リボンは赤かピンク。
そういう女の子に憧れた時代があった。
甘くて可愛い女の子、になりたい時期があった。

でも結果的にはなれなかった。

そういう、可愛いのなかの可愛い、どストレートな「かわいい」は、私に似合う「かわいい」ではなかった。
どストレートな「かわいい」の世界ではぱっちりお目目が正義だったし、どの雑誌読んでも私みたいな一重まぶたは居なかった。
今でこそGINZAとか読むけど、KERAかセブンティーンか?みたいな世界にはそういう価値基準はない。
かと言ってアイプチをする勇気もない。かわいいを突き通す覚悟はなかったのだ。
あの時アイプチをする勇気があれば何かが変わったのかもしれないけど。

菊地成孔のエッセイの中で神田うのの話が出てくる。
彼女には美貌もスタイルもバレエで鍛えられた筋肉と優雅な動きもあったけど、彼女をテレビから遠ざけたのは「声」だったという話。
「なんか変」が声だった、みたいな話。
もしかして、私が「かわいい」を諦め、アイプチをしなかった理由は「女の子らしくない声」だったのかもしれない、と思った。
なにせ、電話口で「坊や」と言われたことが数回あるのだから。

化粧雑誌をめくっても悲しいことは多かった。
「化粧の仕方がわからない」と思って雑誌を見ても、そこに書いてあるのは「二重・奥二重のひと」向けのアイメイクの方法。
自分の一番のコンプレックスが瞳なのに、その瞳をどうにかする方法が書いてない。
アイプチ・オア・ダイ。
「かわいい」世界からはここでも外れてしまう。

「一重まぶたさんは水色でクールにキメましょう!」というような言葉もありがちで、中学生の私の心を粉々にした。
(クールじゃなくてかわいいがいいのに)というのはずっと続く。

ナチュラルメイクというのは自分に一生縁遠いものだと思って過ごしていた。

……とはいえ長く生きてると(四半世紀ちょっとだけど)、恋人にすっぴんが凄く好きと言われたり、
ほぼすっぴんみたいな顔で出歩けるようになるので凄いことだなと思う。
顔が変わったわけではないので、己の認識如何なのでしょう。

つまるところ、知人友人恋人。に、目元が好きだと言われたことでコンプレックスがだいぶ薄れたのだった。

ブコメ眺めてると「一重まぶたが好き」みたいなコメントもあって(恋人には「一重まぶたで良かった」と言われた)、
なるほどそういうのが好きな人も居るんだなと思う。

Fashionsnap.comの服飾的業界美女見てると(ああやっぱり二重のほうが魅力的なんだな)と思わされるけど、
メディアなんだし、もう少し「魅力」「美女」について掘り下げて頑張って欲しい気持ちが強くなりました。
(Fashionsnap.comになんの恨みがあるんだ)

www.fashionsnap.com

あ、だから、ちょっと前にはてなで話題になってたODD FUTUREって漫画とても救われた。
あの女の子かわいかったけど、一重まぶただったから。

www.moae.jp