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ネコミミ新世界

日記その他もろもろ

2016/07/04

透明人間みたいな一日だった。
社の誰とも話さないし交わらない、視線を交差させることすらない、自分が居ない感じ。
皆の仕事と私の仕事は完璧に違うので、忙しい時期も違う。
一人でその、忙しさ/忙しくなさ。を背負うのもそろそろしんどいなあと思っている。
仕事で辛いことがあっても、嬉しいことがあっても、すべて一人で消化しないといけない。他の仕事をしている私以外の人間にとっては、そういうのは時間の無駄だし、なにそれ?という感じなのだろうから。
自分の中にある知識とか経験も、他の人から見たらどうでもいいことなのだろう。
皆が忙しないなかでは動くのが憚られて、私はトイレすら我慢しようとする。皆の目の中にふと現れたくないから。
忙しくてきびきび動く私以外の人にとって私は愚鈍な怠け者なのだろうし、実際そうなので、なんていうか、何時だって孤独だなあと思う。

#nowplaying Elegance of Wild Nature [Live] by Takagi Masakatsu

馬鹿みたいな話だけど、昔、1割もない可能性に賭けて好きな人がいそうな場所を回ったことがあった。
知り合った当時いたようなところ。

適当な地下鉄に乗って、それでもその熱病みたいな変な興奮が冷めてしまったら、よろよろと地下鉄を降りて、適当なコーヒーショップに入って殆ど泣きそうになりながら音楽を聴いていた。
我ながら何て無駄な時間の使い方なんだろう、と思う。

#nowplaying 時間軸を曲げて by 小沢健二

今だってなんら変わりなく、なにかを求めるときは狩猟だと思い込んで暮らしている。
求めるものには射られた矢のように一直線に向かってゆく。
それは好きな人の棲む街、欲しいワンピース、会いたい人々、食べたいもの。
足が棒のようになろうとも、街をいくつ越えようとも、私はそれらを手に入れる。

会社での透明人間的振る舞いは、たぶんそういう狩猟みたいなのの隠れ蓑として機能している、と思いたい。
ほんとうに存在がなくて驚く。
私はこの場にいなくていい人間だな、とぼんやり考えながら暮らしている。息を潜めて。