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ネコミミ新世界

日記その他もろもろ

めぐる前夜

nikki

来月の今日でひとつ歳をとる。

二十歳になったときは、自分でなにかひとつ大きな決断をしよう、とおもって、
大きくはないけど、ギャルソンのショートパンツを買った。
変形したデザインで赤いタータンチェック、おまけに中に綿が入っていてふかふかしている。というデザインは
私の心を三ヶ月ほど撃ち抜いていた。そして、誕生日後に購入したのだ。

今年はどうしよう、と思って、
ああホテルに泊まってみたいかもしれない、と思った。

最近秘書もどきの仕事をやっているのだけど、
ボスが、ボスと便宜上呼ぶけど、ボスがよく行く場所(大阪)には
お気に入りのホテルがあって、そこを予約する。
先日、そこの予約が埋まっていて、仕方なく別のホテルを取ったけれど、
お気に入りと別のホテルでは一泊の値段が2、3万円違う。
よくわからない。

だから気になる、という。

あとは何というか、見栄でも好奇心でも卑しい心でもいいけれど、
すきなひととどこか、そういう高いところへ泊まってみたいという願望がある。
でも、誕生日にはひとりでどこかそういうところに泊まる気がする。
私にはそういう欲望を口に出す勇気はない。

しかし泊まったところでなにをするのだろう。ひとりで。

しんと静まり返った暗闇。しかも慣れないところ。というのが死ぬほど苦手なのに、
私はなにをしようとしているのだろう。
ちょうど夏休みの休暇も(皆がきちんとカウントしているのなら)三日ほど残っている。

来月のカレンダーとにらめっこしては、ホテルの予約サイトを眺めている。
ねえ、でも、一泊そんな暗闇と対峙して、私はなにをして過ごすつもりなの。

ああ、でも誕生日になる瞬間を一人で迎えるのはいいのかもしれない。