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ネコミミ新世界

日記その他もろもろ

ひとに好きな本を問われた場合、と、本を探す話

nikki

初対面のひとに、とtwitterで見かけた話題には付いていたけど、ひとに好きな本を問われた場合どう答えればいいのだろう。
私はもともと読書家ではないし、気に入った本を何度も繰り返し読むので生きてきた時間のなかで読んできた本はとても少ない。

河岸忘日抄 (新潮文庫)

河岸忘日抄 (新潮文庫)

でも多分、好きな本を問われれば堀江敏幸の「河岸忘日抄」を挙げる。
小説であれば上記を、エッセイに類するものなら佐々木中の「切りとれ、あの祈る手を」。

堀江敏幸のエッセイも好きなのだけど(「おぱらばん」は確かエッセイのはずだ)、
「河岸忘日抄」の全体的に漂う曇り空の空気、湿気、気配、そういうものがとても好きなので「好きな本」を問われたらこれを挙げている。

昨日、唐突に都市計画に関する本が読みたくなった。
なんてことはない、ただの連想ゲームのような話で、東急系列はまちづくりが上手い(ように見える)、という話から発展したのだ。
二子玉川、代官山、たまプラーザ、あと渋谷のあの一帯etc.、とりあえず私のなかの東急電鉄は「駅のまわりに文化を持ってくるのがうまい」イメージだ。
京王線とかよりは上手いと思うんだけど、どうなんだろう。

鉄道会社が行う都市計画的な話を読みたかった(あとは文化的なものじゃなくて、経済を呼び込む話とか)のに、気づいたらこれを買っていた。まだ読んでません。

街並みの美学 (岩波現代文庫)

街並みの美学 (岩波現代文庫)

美学って。

というか積んである本がたくさんあり、それこそ「火山のふもとで」だって建築に類する話(正確には建築を絡めたラブストーリー、らしいが)だし、なんとなく興味の赴くままに書籍を買うというの無駄遣いに他ならない。
他ならないのだけど、私はありとあらゆる買い物のうちで書籍を買うのが一番好きだ。
そして、その「気の赴くままに書籍を購入できない」というシチュエーションに陥った時(だいたい金欠)、己が身の貧乏さとかやるせなさを強烈に感じる。これは化粧品とか洋服を買えないという時よりも強烈なのだけど、あれはなんでだろう。

そのような話。